低価格でコンパクトな日本車がフィーチャー
text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)
【画像】カスタムの世界は奥深い 日本車/輸入車まで、日本人のカスタム例【実車】 全80枚
今年の5月に最新作が公開されることが発表され、話題となっている映画ワイルド・スピード(原題:Fast & Furious)。
当初はストリートレースを題材とした作品であり、低価格でコンパクトながら高いポテンシャルを秘めた日本車がフィーチャーされたことで日本でも人気の作品となっている。
なかでもトヨタ・スープラや日産スカイラインGT-R、三菱ランサー・エボリューションやエクリプスは主役級のキャストの愛車として登場し、今でも「ワイルド・スピード仕様」が存在するほど高い人気を誇っている。
それ以外にも多くの日本車が作品に華を添えていた。今回はそんな脇を固めた日本車を振り返ってみたい。
なお配給会社の関係で、実際に出演したクルマの写真が入手できなかった点はご容赦いただきたい。
北米ではやはりホンダ/アキュラが人気
劇中に登場する車種で特に多いのはやはりホンダ/アキュラ。
特にシリーズがスタートした2000年代前半はスポーツコンパクトブームだったこともあり、前述のミアの愛車も含め作中にも多くの/アキュラ車が登場している。
ホンダ・シビック・クーペ
日本ではハッチバックのイメージの強いシビックだが、アメリカではクーペタイプが人気ということもあり、5代目モデルのシビックをベースに誕生したのがシビック・クーペだった。
当初はラインナップには存在せず、アメリカ独自モデルとして5代目シビック登場の1年後に追加されたモデルだったが、のちに日本でも輸入販売がされている。
そんなシビック・クーペは、第1作目のドミニクが率いる輸送トラック襲撃団の犯行車両として3台が登場。
闇夜に紛れるブラックのボディカラーはいいとして、派手なエアロキットにアンダーグローを装着した姿はもはや圧倒的な存在感を放っていた。
ホンダS2000
クローズドボディ並みのボディ剛性と2L NAながら250PSというハイパフォーマンスなエンジンを搭載するS2000は、第1作ではドミニクの敵対組織のボス、ジョニーの愛車として登場。
ギャングのボスの愛車ということで、ブラックのボディが印象的だった。
一方、2作目に登場したS2000は、女性ストリートレーサーの愛車ということで一転してピンクのボディカラー。
内装もピンク系で張り替えられるなど、ジョニーとは対極のキャラクターとなっていた。
アキュラ・インテグラ
ヴィン・ディーゼル演じるドミニクの妹であり、ポール・ウォーカー演じるブライアンの妻でもあるミア。
作品が進むごとに愛車を運転するシーンは減っていったが、第1作での愛車はアキュラ(ホンダ)インテグラだった。
日本では3代目となるこのインテグラは、当初丸目4灯フェイスでデビューしたものの不評でマイナーチェンジ時に一般的なライトに改められたモデル。
しかし北米では4灯のまま継続販売されていた。
作品に登場するミアのインテグラは、わざわざ日本仕様のフェイスが換装されている。
第1作目では地味な存在だった日産車たち
ワイルド・スピードシリーズに登場する日産車としては、2作目に登場したブライアンの愛車、シルバーのボディにブルーのバイナルが印象的なR34スカイラインGT-Rが知られるところだが、第1作目では日産車はどちらかというと地味な存在だった。
日産スカイラインGT-R
実は1作目にもGT-Rは登場している。ただし、R34型ではなくR33型だった。
これはドミニクの仲間であるレオンの愛車であり、純正には存在しないイエローのボディカラーをまとっていた。
イエローのR33スカイラインというと400Rが知られるところだが、何となく似た色味になっているのは気のせいだろうか?
日産マキシマ
こちらもドミニクの仲間の1人であるヴィンスの愛車として登場する日産マキシマ。
日本ではあまりなじみのない車種であるが、セフィーロの兄弟車と言えば何となくイメージが湧くだろうか?
セフィーロと聞くと普通のセダンのイメージかもしれないが、マキシマはスポーツセダンとして販売されており、劇中に登場するマキシマはスーパーチャージャーを装着し、ボンネットもフロントヒンジにされるなど、大小さまざまなモディファイがなされていた。
シリーズが進むにつれて、舞台は日本車が中心となったストリートカーレースからスーパーカーが中心のカーアクションへと変貌を遂げつつあるワイルド・スピードシリーズ。
最新作にもGRスープラの登場が判明しており、これからも日本車の活躍を期待したいところだ。
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