2025年3月25日、アウディ ジャパンはプレミアム ミッドサイズSUV電気自動車の「Q6 eトロン」および「SQ6 eトロン」を発表。同年4月15日より発売する。
ポルシェと共同開発したBEVプラットフォーム
BEV(電気自動車)のさらなる普及に向けて、車両性能(航続距離の長さ/出力の高さ/走りの快適さ)の向上、充電インフラ(拠点の数/充電速度の速さ)の構築、ビジネスパートナーとの連携(さらなるサービスの充実/再エネ活用の設備投資)に、2022年から取り組んできたアウディ。
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2020年のeトロン登場以来、アウディの電気自動車は進化を遂げてきたが、そんなアウディの変革における新しいステップを示すモデルが、このQ6 eトロン シリーズだ。
Q6 eトロン シリーズは、アウディがポルシェと共同開発したスポーティでハイパフォーマンスなBEVプラットフォームの「PPE(プレミアム プラットフォーム エレクトリック)」をベースにした、初の市販モデルシリーズだ。洗練されたアウディのSUVであるQモデルのスタイルと、eトロンのデザイン言語を融合させた、ミッドサイズの次世代電動SUVとなる。
ボディサイズは、全長4770×全幅1940×全高1695mm、ホイールベースは2895mm。PPEの採用による長いホイールベースと非常に短いオーバーハングが特徴で、アウディのSUVであるQモデルならではの力強くダイナミックなシルエットを形成している。
アップライトなフロントエンドには、完全に閉じられた立体的な造形のシングルフレームとサイドエアインテーク、高い位置に配置されたデジタルデイタイムランニングライトなどが特徴的な表情を与えている。
サイドビューは、力強いシルエットがリアに向かって伸びて緊張感を醸し出す。ウインドーエリアは車両後方に向かってわずかに細くなり、緩やかに傾斜したDピラーが筋肉質なショルダー部分にエレガントに流れ込む。また、テールライトからリアドアへと流れるラインが、Dピラー下部のクワトロ ブリスターを際立たせる。
リアエンドは、ダイナミックに絞り込まれた造形がエレガントでスポーティな雰囲気だ。左右を結ぶライトストリップを備えた幅広くクリーンなテールライトは、アウディ特有の洗練された落ち着き感を生んでいる。
世界初のアクティブデジタルライトシグネチャーも、ユニークだ。調光可能なセグメントとアルゴリズムの相互作用によって、前後とも最大8パターンのライティングシグネチャーを選択できる。
インテリアでは、ソフトラップと呼ばれるトリムがドアからコクピット全体そしてセンターコンソールまでシームレスに広がり、乗員を包み込むような調和の取れたスペース感覚を生み出す。シートには同じカラーと高品質な素材を使用し、一部にはリサイクル素材を採用している。Sラインでは、レザーフリーマテリアルを採用するオプションも設定されている。
長いホイールベースと電気自動車ならではのセンタートンネルのない設計が、リアのセンターシートの快適性を向上させている。トランク容量はフル乗車時が526Lで、3分割(40:20:40)リアシートの背もたれを倒せば、最大1529Lまで拡大。さらにボンネット下のフランク(フロントトランク)には、64Lの収納スペースを確保している。
日本仕様は3グレード。導入記念の限定モデルも登場
日本仕様のQ6 eトロン シリーズは3グレード。RWDの「eトロン」は、83kWhのバッテリーと185kWを発揮する1基の電気モーターをリアに搭載し、0→100km/h加速は7.0秒をマークする。「Q6 eトロン クワトロ」は、100kWhのバッテリーと前後に2基の電気モーターを搭載して285kWのシステム出力を発生、0→100km/h加速は5.9秒まで短縮される。
そして走り系の真打となる「SQ6 eトロン」は、同じく100kWhのバッテリーと2モーターを搭載して最大360kW(ローンチコントロール使用時は380kW)のシステム出力を誇る。0→100km/h加速は4.3秒(ローンチコントロール使用時)、最高速度は230km/hのハイパフォーマンスぶりだ。
それでいながら一充電走行距離は、Q6 eトロンが569km、Q6 eトロン クワトロが644km、そしてSQ6 eトロンが672kmと、ロングドライブも安心して出かけることができるゆとりを兼ね備えた。
駆動用バッテリーは800Vテクノロジーを採用し、欧州では最大充電出力は270kWに達するが、日本ではCHAdeMOで最大135kWの急速充電に対応。約35分で充電レベルを10%から80%まで引き上げることができる。8kWのAC普通充電にも対応している。
なお、導入記念モデルとしてQ6 eトロン クワトロをベースにSラインパッケージなど5つのオプションパッケージなどを標準装備した「エディションワン グレー(100台)」と「エディションワン ブルー(30台)」も限定販売される。ハンドル位置は、すべて右のみとなっている。
アウディ ジャパンでは、このQ6 eトロンに続き、A6 アバント eトロン、A6 スポーツバック eトロン、S6 eトロン、Q6 スポーツバック eトロンと、電気自動車のニューモデルを次々に送り込む予定だ。アウディの電動化戦略は、さらに拍車がかかっていくようだ。
アウディ Q6 eトロン グレードと価格
Q6 eトロン(RWD):839万円
Q6 eトロン クワトロ:998万円
SQ6 eトロン:1320万円
Q6 eトロン エディションワン グレー:1238万円(100台限定)
Q6 eトロン エディションワン ブルー:1253万円(30台限定)
アウディ Q6 eトロン クワトロ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4770×1940×1695mm
(Sライン装着車は4770×1965×1670mm)
●ホイールベース:2895mm
●モーター:交流同期電動機×2
●最高出力:285kW
●最大トルク:580Nm
●バッテリー総電力量:100kWh(正味容量94.9kWh)
●一充電走行距離:644km
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:255/50R20(オプション)
●車両価格(税込):998万円
[ アルバム : アウディ Q6 eトロン はオリジナルサイトでご覧ください ]
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