パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は2024年9月12日、オンラインに対応したカーナビステーション「Strada(ストラーダ)」の2024年秋モデル6機種を発表しました。インターネットに「つながる」性能を磨くことで、利便性の向上と安心・安全で快適なカーライフをサポートします。
フローティングボディなら、軽自動車への大画面装着もラクラク
今回、発表されたストラーダ新ラインナップのうち、上級モデルとなるF1シリーズの画面は、10V型ワイド(有機EL HD)と9V型ワイドが選べます。ディスプレイユニットは幅240mmのフローティングタイプということで、対応車種は540種類に拡大。軽自動車などスペースが限られるモデルでも、装着可能です。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
一方、CA/CEシリーズは、AV一体型カーナビゲーションのラインナップにおいて、次世代スタンダードモデルとして開発されました。画面は7V型で共通しますが、筐体は幅178mmのスタンダードタイプと、同206mmのワイド仕様が設定されています。
両シリーズともに開発コンセプトは「つながる」。たとえば愛用のスマートフォンのテザリング機能を介してインターネットに接続、内蔵したブラウザーによって多彩な動画配信サービスのコンテンツを、カーナビゲーションならではの大画面で満喫することができます。
スマートフォン側にアプリをインストールする必要はなく、パナソニック独自のサーバで管理するデフォルトのアクセスポイント7つ(YouTube、Prime Video、TVer、U-NEXT、TELASA、SPOOX、NBA-Rakuten)を利用することが可能。HDMI接続にも対応しています。
とくに10型の有機ELモデルでは黒の色調が際立って美しい、鮮明かつ動きのスムーズな映像が期待できそうです。
ワイヤレス接続でスムーズ、簡単にスマホと連携
スマートフォンの保有率が9割を超える現代、連携するカーナビゲーションに対して「もっと安全に」「もっと簡単に」「もっとわかりやすく」つながって欲しい・・・という、ユーザーニーズに応える、新たなつながりも実現しています。
USBを介したケーブル接続とは別に、Wi-Fi5.2Ghzに対応したワイヤレス接続を通して、Apple CarPlayやAndroid Autoを気軽に楽しむことができます。
さらにF1シリーズでは、音楽コンテンツなど音質にこだわるユーザーの期待に応えるカタチで、「新ストラーダ・サウンドエンジン」にグレードアップが図られました
サンプリング周波数192kHzに対応したフルデジタルアンプを新たに採用するとともに、音の量感やダイナミックなビート感などを巧みに表現できる専用カスタムコンデンサなど、クリアで力強いサウンドを実現しています。
音質にこだわったフルデジタルアンプを新採用
またCAシリーズには、最長3年間(2029年7月31日まで)の無料地図更新サービスをオンラインで対応する「ワンタッチ地図更新」機能を新たに搭載しました。地図データの更新はナビ画面のポップアップで通知され、QRコード経由の画面にタッチするだけでアップデートが行えます。
2024年12月を予定しているソフトウェアのバージョンアップ後は、オンラインでAndroid AutoやApple CarPlayを介した最新スポットおよびグルメ情報の情報検索が可能になります。
それをもとに目的地として設定、ガイドする機能など、使い勝手の良い連携のおかげで、使い勝手がさらに向上していることは間違いなさそうです。
定価はすべてオープンですが、気になる想定価格(税込)は、ベーシックなCN-CE01D/WDが10万円前後、CA系は12万円前後となります。大画面の9V型(CN-F1D9C1D)は16万円前後、有機ELのCN-F1X10C1Dは25万円前後と想定されています。
[ アルバム : カーナビステーション「Strada(ストラーダ)」2024年秋モデル はオリジナルサイトでご覧ください ]
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