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意外と「イケる」!? 軽ワゴン「2段ベッド」で「車中泊」可能? 身長180cmの編集部員がスズキ「エブリイワゴン」で実際に寝てみた

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意外と「イケる」!? 軽ワゴン「2段ベッド」で「車中泊」可能? 身長180cmの編集部員がスズキ「エブリイワゴン」で実際に寝てみた

■最大4名が就寝可能! エブリイの2段ベッドセットを試してみた!

 スズキは軽自動車「エブリイワゴン」に純正アクセサリーの「2段ベッド」を備えたモデルを、2023年1月13日から15日まで開催した「東京オートサロン2023」に出展しました。
 
 車中泊の需要が高まるなか、本当に軽ワゴンで寝ることができるのか、会場で実際に編集部員が試してみました。

【画像】軽1BOXカーに「2段ベッド」!? スズキ「エブリイ」の「寝床」を写真で見る(27枚)

 エブリイは、箱型ボディの効率的な空間を持つ軽ワンボックスカーで、5ナンバー・乗用タイプのエブリイワゴンに加え、4ナンバー・商用バンの「エブリイ」がラインナップされています。

 現行モデルは、軽自動車の規格サイズ内いっぱいで極力四角くデザインされた車体に加え、従来型よりもタイヤ位置やダッシュボード位置を前方に移したことで、非常に広大な荷室空間を確保しているのが特徴です。

 バンタイプのエブリイで、後席を収納した際の荷室長は1955mm、荷室幅は1385mm確保され、さらに助手席を前倒しすれば荷室長は2640mmまで拡大可能となります。

 スズキでは、ビールケースなら40ケース、みかん箱なら69個が積載可能できる広大な空間だと説明します。

 この広さは、車中泊を楽しむユーザーにとっても大きなメリットとなります。

 軽キャンパー(キャンピングカー)を製造する全国のキャンピングカービルダーの大半がエブリイをベース車に選ぶなど、その空間効率の高さには定評があり、車中泊派のユーザーからも注目のブランドといえます。

 スズキでも、近年需要が高まる車中泊ユーザーに向けた純正アクセサリーを用意しています。それがスズキ純正の「2段ベッドセット」です。

 エブリイワゴンとエブリイのハイルーフ車用で「ベッドキット」「ベッドマット」「乗降ボード」の3点がセットされたもので、未使用時には荷室へフラットに収納できる設計となっています。

 2段ベッドセットの消費税込み価格は、20万2400円です。

 スズキの純正アクセサリーカタログには「4人が横になって足を伸ばせる」と明記され、男性モデル2名が上下それぞれでくつろぐ姿も掲載されています。

 この2段ベッドセットを装着したエブリイワゴンが、東京オートサロン2023会場に出展されました。

 そこで純正2段ベッドの寝心地について実際に試しました。

 ベッドキットはスチール製の脚とアルミの天板で構成され、2段ベッドの上段となる寝床のサイズは長さ約1690mm、幅1120mmです。

 身長180cmの男性編集部員が就寝してみたところ、足先がはみ出てしまいますが、前席側に足をかけるなど工夫すれば大きな問題はなさそう。横幅も十分な余裕があります。

 また1名就寝ならば、少し斜めに寝れば余裕たっぷりに寝転がることが可能です。

 上段用のベッドマットは4層ポリエステル製で厚さ約10mmの薄型ですが、寝心地も悪くありません。寝袋などと併用すれば十分に快適といえます。

 下段には、ウレタン製の純正「リラックスクッション」(1枚2万5850円)が2枚並べて敷いてありました。

 フラットな面を持つ上段とは異なり、後席背もたれを倒した部分がやや斜めとなっているので、頭は前方方向に向けたほうが良いでしょう。

 ベッドキットの下部は高さ640mmで、頭上高もミニマムに感じられますが、慣れると独特の包まれ感もあり悪くありません。

 大柄な大人が4名寝るのは無理かもしれませんが、大人と小学生の児童といった組み合わせなら、ファミリーで3名から4名の就寝も可能なことが確認できました。

※ ※ ※

 軽1BOXカーのエブリイシリーズは、4ナンバーの商用車版が99万1100円から、5ナンバーのワゴン版が156万9700円からと、手ごろな価格設定も魅力のひとつです。

 手軽に車中泊を始めてみたいと考えるなら、有力な候補のひとつとなりそうです。

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