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エアコンスイッチも直しました! 内燃機関はこれが最後? VWゴルフに「8.5世代」の改良型が登場だ!

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エアコンスイッチも直しました! 内燃機関はこれが最後? VWゴルフに「8.5世代」の改良型が登場だ!

 小型車のベンチマークでもあるフォルクスワーゲン ゴルフ/ゴルフ ヴァリアントがマイナーチェンジを行った。ゴルフ誕生50年を記念するモデルであり、おそらく内燃機関ゴルフとして最後の1台となるであろう「8.5世代」は、なにがどう変わったのだろうか?

文/ベストカーWeb編集部、写真/フォルクスワーゲン

エアコンスイッチも直しました! 内燃機関はこれが最後? VWゴルフに「8.5世代」の改良型が登場だ!

■フロントのVWマークも光ります

マトリックスLEDを使った「IQライト」はVWバッジも光るように

 早速新型ゴルフの外観からチェックしてみよう。まずフロント周りでは、ヘッドランプの形状が変更された。やや中途半端に見えたライトのデザインが改良されたことで、新型は鋭い視線を獲得している。

 これまでも上位グレードのヘッドランプには、多数のLEDを複雑に制御する「IQライト」が搭載され、ライトを点灯すると中央のグリル部分も真一文字に光るのがカッコよかった。新型ではこのIQライトがさらに進化し、グリル中央にあるVWマークまで点灯するようになっている。

 ちなみにIQライトではメインビームの照射能力自体もアップ、最大到達能力は500mを実現したという。

 フロントマスクではバンパー形状も変更された。もともと大きな口がガバッと開いていたGTE/GTIやRライン系の変化はそれほどでもないが、eTSI系はPHEVは開口部が小さくなり、内部に2段のルーバーフィンが走っている。

 リアに回ってみると、こちらの変化は少ないように見える。テールレンズの形状も旧型と同じようだし、わずかにマフラー回りの意匠が変化している程度だろうか。

 とはいえテールレンズ内部のLED構成は進化したようだ。そのおかげで施錠時と開錠時には、ライトがパラララッとアニメーションして消灯/点灯する新機能が採用された。兄弟ブランドのアウディが先行していたものだ。

■PHEVに急速充電機能。航続距離もアップ!

新型ゴルフのPHEVモデル

 パワートレーンを見ていこう。今回のマイナーチェンジで、ラインナップ自体に大きな変更はない。とはいえドイツ本国のゴルフは多彩で、プラグインハイブリッドモデル(eHybridとGTE)に48Vマイルドハイブリッド(eTSI)、さらにオーソドックスなガソリンターボ(TSI)とディーゼルターボ(TDI)がある。

 進化の目玉はPHEVだろう。1.4リッター直噴ターボという心臓部に変更はないが、システム出力が向上し、EVモードでの走行可能距離が100kmまで延長された。急速充電システムを備え、1回の満タンで1000kmの総航続距離を得た点もトピックだ。

 なお今回の発表には、高性能モデルのGTIおよびRは含まれなかった。この2台については追って発表されるというが、GTIの画像はすでに公開済みなので、気になる人はチェックするといいだろう。

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■不評だったエアコンスイッチも改良

ダッシュ中央のインフォテインメントディスプレイが大きくなり操作系も変わった

 インテリアを見てみよう。最大の変化はインフォテインメントシステムの刷新だ。フォルクスワーゲンが新たに開発した次世代型モジュラーインフォテインメントを採用した結果、ディスプレイの操作系や音声アシスタントが新しいものとなった。

 音声アシスタントは、エアコンやカーナビだけでなく、天気予報や一般的な質問にも自然言語で対応している。なお将来的には、いま話題の生成AI「チャットGPT」とも連携を果たす予定だというから楽しみだ。

 インフォメーションディスプレイ自体も大型化された。標準で10.4インチ、最上位のDiscoverバージョンだと12.9インチとなる。

 このディスプレイでは、第8世代ゴルフで不評だったエアコンのタッチ式スイッチも改良されている。またRラインなどに搭載されていたステアリングホイール上のハプティック(触覚)ボタンも、物理ボタンへと変更されている。

■車外から駐車を可能にする「パーク アシスト プロ」を搭載

遠隔駐車を可能にする「パーク アシスト プロ」

 ADAS(先進運転支援)系だが、既存のクルーズコントロールやレーンキープアシストなどに大きな変更はない。

 そんな中、新たな機能として加わったのが「パーク アシスト プロ」だ。これは車外からスマホを使って駐車操作を可能とするもので、乗り降りしにくい狭い駐車場などで効果を発揮する。

 併せて日本車では多くみられる俯瞰視点の車両モニターシステム「エリアビュー」も搭載したから、駐車時の利便性は確実に向上したといえるだろう。

 大きな進化を遂げたゴルフ「8.5」だが、日本にどんなパワートレーン、グレードが導入されるのかはいまのところ未知数。いっぽう日本での発表時期だが、現行モデルの販売車種がすでに「プラチナムエディション」という特別仕様車に絞られていることを考えると、それほど先のことではなさそうだ。

 ゴルフ誕生50年目のモデルにして、内燃機関車としても最後となりそうなゴルフ8.5。日本発売を楽しみに待ちたい!

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みんなのコメント

10件
  • mok********
    何でもかんでもディスプレイと言うのは安全性に欠ける。物理スイッチで良い。無駄に電力を消費する最近の車は嫌いです。
  • aai********
    1.0廃止か?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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