毎年恒例! 2024年に乗ったお気に入りバイクベスト3
皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。バイク好き女優の小野木里奈です。
【画像】バイク好き女優の小野木里奈さん「お気に入りのバイク」を画像で見る!(10枚)
早速ですが、皆さんの今年の抱負はなんですか? 私は去年に引き続き、今年も「安全運転で美しいライディングフォームを意識すること」です。
さて、今日は毎年恒例の2024年お気に入りバイクベスト3を発表します。それでは、いってみましょう!
第3位はホンダ「PCX160」。大人びたブラウンゴールドカラーと、どっしりとした大きめの車体からは、どこかラグジュアリーさを感じるデザインで、これだけずっしりしているのだから、「運転中は重みを感じるのかな?」と予想していましたが、良い意味で裏切られました!(笑) エンジンをかけた時、わずかな振動を感じる程の穏やかさと静かなエンジン音。そして、スタートダッシュは毎日運転しても体にストレスを感じないような、なめらかな走り心地で、大きめな車体ながらも軽く感じてしまうような走りを楽しめます。
バイクをスタートさせる際は、瞬発力がありすぎると体も構えて余計な力が入ることがあるので、それが毎日続くといつの間にか体が疲れてしまいがち。
しかし、この「PCX160」はスタートの穏やかさゆえに、体に無駄な力が入りづらく、疲労も溜まりにくいと感じました。
コーナリングでは、クルクルっと簡単に旋回できるのも魅力的! スクーターはマニュアル車と違い、ニーグリップができないタイプがほとんどなので、下半身で操るのではなくバイクのシートに乗せられている感覚になり、自在に操りにくいと感じることがあります。
でもこの「PCX160」は足元がフラットステップではないので、足首で車体を挟むことでニイグリップと似たような感覚で操ることができました。
さらに車体のバランスがとても良いので、目線と少しの体重移動で行きたい方向に車体が自然と傾いてくれるという、とても優等生なスクーターです。
第2位はカワサキの不動の人気大型モデル!
第2位は、カワサキ「Z900RS」。実はずーっと憧れていたバイクで、道路で見かけるたびに「私も乗ってみたいなぁ」と思っていた1台。
私が目を惹かれたのは、デザインと音! 大きく存在感のある車体に対し、有りそうでないオリジナルさを感じるカラーのガソリンタンクが陽の光に照らされた時に、とても綺麗だと感動。形状もシンプルで無駄を削いだ形が、個人的に好みでした。
一方で音がとても派手なところにギャップ萌え!エンジン音は「シュルルルル…ドュルルルル!!!」と肉食動物が興奮状態で敵を威嚇している姿が目に浮かぶような音。
この機械ではなく、生き物の鳴き声かのように思わされる音が聴こえると、思わず振り向いてしまうくらい特徴的で格好良いと思いました。 実際に走ってみると、想像以上のパワーと瞬発力があり、スタート時は特に「ドンっ!」と即座に反応する力を感じます。
アクセルとクラッチ操作にとても神経を研ぎ澄ませねばならないので、初心者向きのバイクとは言い難いですが、そんなバイクに挑戦しているこの瞬間が、また楽しかったり。
この「Z900RS」に乗ってだんだん慣れてきた時に、ふと「私もライダーとして少し成長できたかな?」と思ってしまう、そんなチャレンジ精神をくすぐられる楽しいバイクでした。
遂に発表!小野木里奈的2024年ナンバーワン!
気になる第1位は、カワサキ「エリミネーターSE」です!
私はバイクに乗り始めた頃はスーパースポーツに憧れていたので、クルーザーバイクにはあまり興味がありませんでした。
正直、このバイクは全然マークしていなかったのですが、実際に直接目にして、さらに乗ってみたらとことん魅力にハマってしまった1台。
まず見た目が格好良い! シンプルにその一言!(笑) バイク選びには人それぞれ基準があると思いますが、私にとって大部分を占めるのがバイクの外見です。
自分にとってビビッとくるデザインとカラーリングであるかどうか。この「エリミネーターSE」はデザインもカラーリングも、まさに私の好みにドンピシャのバイクだったのです。 私が試乗したカラーは「メタリックフラットスーパーブラック×メタリックマットダークグリーン」で、遠くから見ると一瞬、黒と見間違えるほどの深い緑色がベースカラー。このカラーリングならどんな服装にも合いそう。
ライダーは乗るだけでなく、バイクとのおしゃれを一緒に楽しみたいという人も多いと思います。もちろん、私もその1人。
バイクは格好良い乗り物で、乗っていると自分も格好良くなった気分になれるし、さらに外見も合わせたくなるんです。 クルーザーモデルならではの足つきの良さ、178kgと扱いやすい重さ、そして車体の大きさも程よく、エンジン周りも凝縮感があってスカスカしすぎず、車幅がスリムすぎず太すぎないのでちゃんと重厚感もあると思いました。
エンジン音はハスキーでありながら、丸みのある音も混ざったような個性を感じる音。このエンジン音が見た目のどっしりとした存在感をさらに際立たせているのも、乗っていてよりテンションが上がったポイント。 加速はゆったりめで、私はどちらかというとバイクにのんびり乗ることが好きなので、この加速感も個人的に絶妙ポイントでした。
さらにクルーザーモデルはコーナリングがそんなに得意なイメージではなかったのですが、それを感じさせずパタリパタリと傾いてくれるところも「ノンストレスなバイクだなぁ」と言う印象。なんだか走るたびにどんどん気持ちを癒してくれるような感覚になりました。
私は乗っているといつの間にかスッキリした気持ちにさせてくれるというところが、バイクの好きなところでもあり、まさにその気持ちによりさせてくれるのが「エリミネーターSE」の魅力です。
見た目だけの好みではなく、この癒してくれる走り心地が他のバイクに比べて、私にとってひとつ飛び抜けていたんだと思います。 ということで、2024年に乗ったお気に入りバイク第1位はカワサキ「エリミネーターSE」でした!
いかがでしたか? 今回は忖度一切無し!私の個人的な基準で選ばせていただきました。バイクを選ぶ基準は人それぞれですが、ぜひ皆さんのバイク選びの参考にしてみてくださいね。
それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!
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