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“軽トラ”じゃない“デカイ”スズキ「キャリイ」!? どこか懐かしい“レトロデザイン”の新「キャリイ」が泰で大活躍

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“軽トラ”じゃない“デカイ”スズキ「キャリイ」!? どこか懐かしい“レトロデザイン”の新「キャリイ」が泰で大活躍

■“デッカイ”キャリイがタイ市場で人気

 2023年2月27日、スズキのタイ法人は、同社の販売する商用モデル「キャリイ」を“移動理髪店”に改造した「キャリイバーバートラック」による、300人以上の社会的弱者に向けたサービスをタイ全土で展開したと発表しました。

【画像】あらゆる“姿”で活躍! “デカイ”スズキ「キャリイ」を画像で見る(105 枚)

 現地でキャリイは、今回の移動理髪店をはじめ、フードトラックや新型コロナウイルス感染症患者の搬送車など、さまざまな改造を施され社会に奉仕しているといいます。

 キャリイといえば、日本では1961年に登場した軽トラックを思い浮かべるかもしれません。日本で展開される“軽トラ”のキャリイは現在展開されるモデルで11代目と長い歴史を持ちます。

 今回その活躍が報じられた、移動理髪店のキャリイバーバートラックのベースとなっているキャリイは、日本のみで展開される軽トラのキャリイとはちがい、ボディサイズは、全長4195mm×全幅1765mm×全高1910mmと国内で展開されている車種で言えばトヨタ「ライトエース トラック」のような小型トラックの立ち位置です。

 インドネシア市場では、「ニューキャリイ」として展開されているなど、地域によっては若干呼び方が異なります。

 タイ市場で展開されるキャリイは、2006年から導入開始され、現在販売される現行モデルは2019年に登場した2代目モデルです。

 そのエクステリアは、どこか懐かしささえ感じるレトロなデザイン。無駄がなくシンプルな印象です。

 インテリアも、ほとんどのパーツが左右対象になっているなど、シンプルでわかりやすい設計になっています。

 パワートレインには、最高出力96馬力・最大トルク135Nmを発揮する、直列4気筒K15Bエンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは5速MTのみです。

 グレードはベースグレードのみの展開で、価格は39万5000バーツ(約153万円)です。

※ ※ ※

 さまざまな改造が可能なほど汎用性に富み、高い耐久性から現地で人気を集める“大きな”キャリイ。

 キャリイについて、スズキタイ法人の副社長であるWanlop Treererkngam氏は以下のようにコメントしています。

「キャリイは、多目的ピックアップトラックとして2006年にタイで販売を開始し、2019年に第2世代の新型キャリイを導入、合計で最大5万8449台(2006年から2022年)の販売を達成し、2022年には販売台数が前年比16%増加するなど市場を席巻しました。

 キャリイは、改造や装飾で様々な用途に対応できる汎用性を備えおり、社会を支え、助ける乗り物です」

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みんなのコメント

18件
  • 何故これを日本導入しないか分からない。
  • 昔のボンゴワゴンがこういう顔つきだったから、懐かしさを感じるんだろうな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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