現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「ハイエース」がランボルギーニ顔に? 爆速「センチュリーエンジン」搭載! 世界最強の「ハインタドール」が南アに登場!

ここから本文です

トヨタ「ハイエース」がランボルギーニ顔に? 爆速「センチュリーエンジン」搭載! 世界最強の「ハインタドール」が南アに登場!

掲載 更新 74
トヨタ「ハイエース」がランボルギーニ顔に? 爆速「センチュリーエンジン」搭載! 世界最強の「ハインタドール」が南アに登場!

■V12エンジンを搭載したクレイジーなハイエース!

 日本を代表する商用車であるトヨタ「ハイエース」は、世界各国で活躍しているグローバルなモデルでもあります。
 
 そんなハイエースを「魔改造」して、アヴェンタドール顔&センチュリーエンジンを搭載した個体が海外に存在するようです。

【画像】なにコレ? アヴェンタドール顔のハイエースがスゴイ! センチュリーエンジン搭載の実車を画像で見る(25枚)

 商用車の代名詞的存在として知られるハイエースは、カスタムカーのベース車両としての人気も高く、以前からキャンピングカーのベースとなっているほか、とくに最近では車中泊がブームとなっていることから、さまざまな車中泊仕様も存在しています。

 一方、日本からはるか遠く離れた南アフリカでは、ハイエースに驚きの「魔改造」を施したユーザーが現れ、インターネット上で話題となっています。

 南アフリカでは、ハイエースは「クォンタム」の名称で販売されており、おもにタクシー用の定番車両として活躍しています。

 そんな南アフリカで、タクシー用ハイエースのレンタル事業を営んでいたジェームス・レデリンガイス氏は、自社のマーケティングをおこなうために、誰も見たことのないクレイジーなカスタムハイエースを制作することにしました。

 ジェームス氏はまず、ベースとなるハイエースを購入することからはじめました。

 そして2017年3月、2.7リッターガソリンエンジンを搭載したノーマルボディのハイエースを手に入れることに成功しました。

 このハイエースに搭載されている「2TR-FE」は、「ハイラックス」や「ハイラックスサーフ」、「ランドクルーザープラド」などにも搭載されているトヨタのなかでも、もっとも信頼性の高いエンジンのひとつです。

 これまで多くのカスタムがなされてきたエンジンでもあるため、ジェームス氏はターボ化とパワーアップをわずか1日で終え、エクステリアのカスタムへと進みました。

 ジェームス氏が選んだのは、日本のSADというショップが販売している、ランボルギーニ「アヴェンタドール」風のボディキットでした。

 しかし、ボディキットを装着したハイエースを見たジェームス氏が感じたのは、よりクレイジーなエンジンを搭載する必要があるということでした。

 当初は「スープラ」などに搭載されている「2JZ-GTE」を使用することを考えていたジェームス氏ですが、それでは物足りないと考えた結果、「センチュリー」用の5リッターV型12気筒エンジンを選択することに決めたといいます。

 アフリカへとわたったセンチュリーがあることを聞きつけたジェームス氏は、すぐさまそのエンジンを手に入れ、それをツインターボ化したうえでハイエースに搭載しました。

 ジェームス氏はエンジンの搭載位置にもこだわったといいます。

 通常のハイエースでは、フロントにエンジンが置かれますが、ジェームス氏はアヴェンタドールのようにミッドシップにエンジンを置くことにしました。

 それはつまり、ハイエースの車内にV12エンジンが鎮座することを意味します。

 このクレイジーなハイエースは、あくまでもタクシーであるため、車内後部には2つの乗客用の座席を用意。

 そこに運転席と助手席を加えた4名が乗車定員となりますが、乗客よりもV12エンジンのためのスペースに重きが置かれているのは明らかです。

 そうして完成したジェームス氏のハイエースは、およそ600馬力の最高出力と700Nmの最大トルクを発揮する、世界でもっとも恐ろしいタクシーのひとつとなりました。

 ジェームス氏によると、その走りは意外にも快適だといいます。

 2つの大型マフラーによって奏でられるV12サウンドは心地よさすら感じられるものです。

 また、驚くのはフロントブレーキはノーマルのままであるということです。

 ジェームス氏いわく、ハイエースは積載物を合わせて3000kg以上の総重量に耐えられるだけのブレーキ性能を持っているといい、特にカスタムする必要はなかったようです。

 現在、このハイエースは中古車市場で販売されています。

 気になる価格は99万5000ランド(約810万円)となっていますが、2022年11月18日時点でこの「猛牛」を飼いならすだけの勇気あるユーザーは見つかっていないようです。

※ ※ ※

 圧倒的な耐久性と実用性、そして経済性を備えたハイエースは、まさに日本の自動車産業の至宝ともいえる1台です。

 そうした基本性能の高さがあるからこそ、クレイジーなカスタムが成立するといえそうです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
AUTOSPORT web
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
乗りものニュース
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
くるまのニュース
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
motorsport.com 日本版
スズキ『V-STROM 250SX』がカラーリング変更、新価格は59万1800円
スズキ『V-STROM 250SX』がカラーリング変更、新価格は59万1800円
レスポンス
約3000万円で落札されたポルシェ「911 カレラRS アメリカ」は何か変! 実は新車の頃からシュトロゼックのボディキットが装着されていました
約3000万円で落札されたポルシェ「911 カレラRS アメリカ」は何か変! 実は新車の頃からシュトロゼックのボディキットが装着されていました
Auto Messe Web
フォード、伝統のバハ1000で『ブロンコDR』と『レンジャー・ラプター』が主要部門を制覇
フォード、伝統のバハ1000で『ブロンコDR』と『レンジャー・ラプター』が主要部門を制覇
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、出鼻を挫くパンクは「大きな衝撃がなかった」と驚き。DAY2は”抑えめ”の走りに|WRCラリージャパン
トヨタ勝田貴元、出鼻を挫くパンクは「大きな衝撃がなかった」と驚き。DAY2は”抑えめ”の走りに|WRCラリージャパン
motorsport.com 日本版
最強の4気筒「メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition」は限定300台
最強の4気筒「メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition」は限定300台
AutoBild Japan
アイオニック5からコナへ!【ヒョンデ・アイオニック5長期レポート5】
アイオニック5からコナへ!【ヒョンデ・アイオニック5長期レポート5】
AUTOCAR JAPAN
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
くるくら
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」登場! 豪華“ウッド”&茶内装が超カッコイイ! 充電システム×エアコンも完備のケイワークス「アーチザン Type I」お台場で実車公開
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」登場! 豪華“ウッド”&茶内装が超カッコイイ! 充電システム×エアコンも完備のケイワークス「アーチザン Type I」お台場で実車公開
くるまのニュース
【ヤマハ】Netflix の新作SFアニメ「Tokyo Override」にヤマハがデザインしたバイク「Y/AI(ワイエーアイ)」が登場!
【ヤマハ】Netflix の新作SFアニメ「Tokyo Override」にヤマハがデザインしたバイク「Y/AI(ワイエーアイ)」が登場!
バイクブロス
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
バイクブロス
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
くるまのニュース
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
バイクのニュース
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ベストカーWeb
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
Auto Messe Web

みんなのコメント

74件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

5567.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2950.09680.0万円

中古車を検索
アヴェンタドールの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

5567.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2950.09680.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村