この記事をまとめると
■運転中にヒヤッとした出来事ベスト3を振り返る
昭和だなぁ……としかいいようがない! かつて公道で子どもが普通にやっていた危険な行為4選
■運転途中でトランクが閉まらなくなる出来事を経験
■高速での飛来物が車両に刺さったこともある
30年も運転していればいろいろあります
すでにドライバー歴30年なので、運転しているといろんな出来事に出くわし、ヒヤッとしたことは数知れず。幸い、大きな事故にいたったことはありませんが、たまたま運がよかっただけ、とあとになってゾっとしたことも一度や二度ではないんです。そんななかでも、とくにヒヤっとした出来事ベスト3を振り返ってみました。
ひとつめは、まだ免許を取ったばかりの1990年代後半。ペーペーの編集部員だった私は、日本導入ほやほやのアルファロメオGTVの広報車を撮影でお借りするため、当時アルファロメオ・ジャパンのオフィスがあった芝浦でピックアップして、編集部のあった用賀まで首都高を走っていました。傷ひとつつけてはいけないと、かなり緊張しながら運転していたのですが、しばらくすると突如、バックミラーに何も映らなくなっているではないですか。焦りましたね~。
「えーっ、なんで?」と思いながらカーブを曲がると、なにやらバックミラーにボヨンボヨンとバウンドしているモノが映っていることがわかりました。これは、もしや……、トランクが開いている? どうしようと悩んだあげく、緊急停止用の路肩を見つけて一時停止。慌てて後ろにまわるるとやっぱり、トランクが開いています。急いでバタンとしっかり閉めて、再び走り出しました。
良かった、あのまま走っていたらトランクに傷が付いていたかも。そう安堵していたのも束の間、バックミラーを見るとまた後方視界がゼロに! どうやら車両の不具合で、閉めても閉めてもすぐに開いてしまうトランクだったのです……。
三度目からは閉めるのをあきらめ、超絶ゆっくりとバウンドさせないように走り、編集部にたどり着いたのでした。
大事故になっていたかもしれないとんでも出来事
ふたつめは、2010年に購入して溺愛していた愛車のホンダCR-Zで高速道路を走っていたときのこと。世界初の量産ハイブリッドスポーツカーだったCR-Zですが、私はとにかく大事に乗っていたし、エコモードの燃費計測を続けていたこともあって、普段は高速道路でもあんまり飛ばしたりしなかったんですね。でもそのときはちょっと急いでいたので、右側の追越車線を使いながら走っていたわけなんです。
するといきなり対向車線から中央分離帯を飛び越えて、何か四角いモノがフロントガラスに迫ってきたのです! とっさにブレーキを踏んだのですが、その四角いモノはドカーンとすごい音を立てて、フロントグリルに直撃! ガラスじゃなくて良かったんですが、すぐに次のSAに駆け込んで見てみると、割れた木の破片が突き刺さっているという衝撃の光景。私の愛するCR-Zになんてことを……。ヒヤッとしたときの心臓バクバクが、怒りに変わった瞬間でした。
どうやら、対向車線を走っていたトラックから、荷物を固定するための木材が飛んできたようなんです。ちょっとタイミングがずれていたら、ガラスに直撃して私も無傷ではいられなかったような出来事。CR-Zが身代わりになってくれたのかも知れないですね。
3つめは大学生のころ、クラシックビートルに乗っていたときのことです。国道17号を走っていたんですが、バイパスが多いので坂を登ったり下ったりアップダウンがけっこうあったのです。
クラシックビートルは床からペダルが生えているようなオルガン式で、踏んでもビヨーンと間延びした感覚のため、とくにブレーキが利きにくいんですね。そのため、車間距離は長めにとって、減速が間に合うように早めのブレーキングを心がけていたわけです。
ところが、前を走っていたバイクがどうやら整備不良で、ブレーキランプが点灯しない、と気がついたのは下り坂の勢いがついたところで、バイクがブレーキを踏んだことに気づくのが遅れ、必死でブレーキペダルを力一杯踏んだのですが、なかなか減速できない! やっと停止したのはバイクにぶつかる~と目をつぶりそうになるくらい寸前で、ほんとにギリギリセーフでした。
これはもう心臓が飛び出すかくらい、ヒヤッとした出来事。ただでさえ、バイクは遠近法で遠くにいるように感じやすいので、ブレーキランプはしっかり点灯するようにしておいて欲しいものです。
ということで、運転中にヒヤッとした出来事のベスト3でした。
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みんなのコメント
運転中ふとバックミラー見たら誰も映ってなくてシートが濡れていたっていう話は聞いたことある
と云うことか…