■新たな軽ワゴン世界初公開
2025年10月8日、スズキは2025年10月30日から11月9日まで、東京ビッグサイトで開催される Japan Mobility Show 2025の出展概要を公開。展示される予定のクルマ・バイクを初公開しました。
【画像】超カッコイイ! スズキ“新”「軽ワゴン」を画像で見る!(55枚)
この中には、今回世界初公開となる軽乗用BEV「Vision e-Sky」が含まれています。
Vision e-Skyは、「生活の足」として愛用されるユーザーの毎日に寄り添う EV として、2026年度内の量産化を目指すコンセプトモデル。2023年に行われたJapan Mobility Show 2023で登場した軽ワゴンEV「eWX」をより市販に向け昇華させたクルマだといいます。
テーマは、「ユニーク・スマート・ポジティブ」。前向きで明るい気持ちになれる、スズキらしいデザインを表現しています。
ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1625mm。現在販売されているクルマで言うとスズキ「ワゴンR」ほどのサイズ感です。
エクステリアは、シンプルでスッキリとしたEVらしいボディ形状が特徴的。3本の線で構成された灯火類や、軽快なフローティングルーフが目を引きます。
インテリアは、サスティナブル素材を積極的に活用したという明るく開放感の高いデザインに。トレーとモニターがつながるアイコニックな造形や、フローティングされたインパネが先進的な印象を与えます。
パワートレインの詳細は公開されていませんが、スズキは「EVならではのレスポンスで上り坂の加速や交差点での右左折も思いのまま」と表現しています。
また、満充電からの最大航続距離は270km以上とされており、日常使い+αをカバーする『ちょうど良い』距離感に設定されています。
さらに動く蓄電池として、 V2Hでクルマの電気を家でも活用可能とされています。
※ ※ ※
前述の通り“2026年度内の量産化を目指すコンセプトモデル”とされており、ただのコンセプトモデルというよりはしっかり市販前提の“プロトタイプ”的な存在であるVision e-Sky。
市販前提となると少し気になるのが、Vision e-Skyは“軽トールワゴン”であり、現在の売れ線である“軽スーパーハイトワゴン”や“軽クロスオーバーSUV”ではない点です。
この点についてスズキの担当者は、「軽SUVや、スライドドアを有する軽スーパーハイトワゴンではないのは、トールワゴンがユーザーに一番”受け入れられやすい”形状だから」と回答してくれました。
スズキ初の“軽EV”として2026年にも投入されるであろうVision e-Sky。実際のモデルはどのようなクルマとなるのか、注目です。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
なんて貧困な表現なんや。