現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタが新型「クラウンセダン」実車展示! 「センチュリー発表」でも存在感放つ! 23年秋発売のセダンとはどんなモデル?

ここから本文です

トヨタが新型「クラウンセダン」実車展示! 「センチュリー発表」でも存在感放つ! 23年秋発売のセダンとはどんなモデル?

掲載 22
トヨタが新型「クラウンセダン」実車展示! 「センチュリー発表」でも存在感放つ! 23年秋発売のセダンとはどんなモデル?

■間もなく発売! 70年近い歴史を誇る16代目クラウンの「正統派セダン」

 トヨタは「センチュリー」新ラインナップのワールドプレミア会場へ、今秋に発売予定を控える新型「クラウンセダン(プロトタイプ・FCEVモデル)」を展示しました。
 
 高級ミニバン「ヴェルファイア(PHEVプロトタイプ)」などと同時に披露され、トヨタのショーファーカー(オーナーが主に後席に乗るクルマ)ラインナップにおける中核モデルとして、クラウンブランドの強い存在感を改めてアピールしていました。

【画像】「おっ…!」 これが正統派セダン 新型「クラウンセダン」です! 画像で見る(50枚以上)

 トヨタが1955年に登場した初代「クラウン」は、戦後間もない時期に日本車初の純国産車として開発されました。

 以来、常にトヨタを代表する高級車ブランドとして歴史を重ねてきたクラウンは、2022年7月に16代目へ刷新。

 初代から培われた「革新と挑戦」のDNAを受け継ぐ新時代のフラッグシップモデルとして、4つのバリエーションを用意するモデルに生まれ変わっています。

 まず2022年秋に、セダンとSUVを融合した「クラウンクロスオーバー」を先行発売。

 その後、スポーツSUV「クラウンスポーツ」と4ドアセダン「クラウンセダン」を2023年秋以降、そして2024年にワゴンとSUVを融合する「クラウンエステート」を順次発売し、ラインナップを完成させる予定です。

 発売前の新型クラウンシリーズを予告するトヨタの公式ウェブサイトでは、各モデルのコンセプトについて紹介されていますが、そのなかで新型クラウンセダンは次のように記されています。

「正統派セダンとしての上質な走りと快適な乗り心地、ショーファーニーズにお応えするくつろぎの後席空間、パーソナルにもビジネスにもお応えするニューフォーマルセダン」

 他の3バリエーションが、これまでにない新しいクラウンのスタイルを主張する一方で、新型クラウンセダンは歴代クラウンで長年求められてきたショーファーカーのニーズに応える、正統派のセダンスタイルを受け継いでいる点が特徴といえます。

 公表されている新型クラウンのボディサイズ(開発目標値)は、全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベース3000mmで、乗車定員は5人です。

 先代(15代目)クラウンの全長4910mm×全幅1800mm×全高1455mm、ホイールベース2920mmに対し、さらに大型化していることがわかります。

 駆動方式は、新型クラウンシリーズ唯一のFR(後輪駆動)を採用し、パワートレインはハイブリッド車に加え、クラウンシリーズ初となるFCEV(燃料電池車)の2タイプを用意します。

 外観は、最新のトヨタ車共通スタイルであるハンマーヘッド形状のLEDヘッドライトを採用。

 フロントグリルはブラックの縦バーが強調され、ヘッドライトおよびテールライトは横一文字に光るタイプを備え、従来の高級セダンから進化したダイナミックなイメージに生まれ変わっています。

 室内は、ロングホイールベースを生かした広い後席の足元空間を確保したほか、乗員をもてなす装備も充実しています。

 インパネ形状などは先行発売されるクラウンクロスオーバーのイメージとの共通性がありますが、木目パネルを備えるなど素材を吟味し、ブラックとブラウンの2パータンの内装色を用意するなど、よりシックで上質な印象で、正統派のショーファーカーらしい豪華な仕上がりといえます。

※ ※ ※

 そんな新型クラウンセダンですが、2022年7月に世界初公開された後、上海モーターショー2023」や「スーパー耐久シリーズ」にてFCEVモデルや右ハンドル仕様をお披露目してきました。

 またトヨタは10月6日から8日の3日間、4つの新型クラウンシリーズを展示する「CROWN STYLE PARK」を、東京都港区の「六本木ヒルズアリーナ」で開催することを明かしています。

 そして今回、新型センチュリーシリーズの発表の場にも展示されていたこともあり、トヨタ自身も新型クラウンセダンには、並々ならぬ力を入れているようです。

こんな記事も読まれています

【MotoGP】プラマックのドゥカティ陣営離脱に俺は関係ないじゃん……マルケスぼやく「でもファンからしたら良い事かもね」
【MotoGP】プラマックのドゥカティ陣営離脱に俺は関係ないじゃん……マルケスぼやく「でもファンからしたら良い事かもね」
motorsport.com 日本版
宿敵テスラ・モデル3よりも3万3000円安で発売開始! BYDの新型EVセダン「シール」がいよいよ上陸
宿敵テスラ・モデル3よりも3万3000円安で発売開始! BYDの新型EVセダン「シール」がいよいよ上陸
THE EV TIMES
マセラティ、MC12の20周年を記念したMC20の限定モデル“イコーナ”“レッジェンダ”を発表
マセラティ、MC12の20周年を記念したMC20の限定モデル“イコーナ”“レッジェンダ”を発表
AUTOSPORT web
JESIMAIK、最新AIBOXを発売…カーナビがスマホに
JESIMAIK、最新AIBOXを発売…カーナビがスマホに
レスポンス
試乗が趣味のクルマ好き 松重 豊さんがベストカーWebに登場! [日産アリアB9]をどう評価する?
試乗が趣味のクルマ好き 松重 豊さんがベストカーWebに登場! [日産アリアB9]をどう評価する?
ベストカーWeb
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-5「JB64のシートを移植しよう」
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-5「JB64のシートを移植しよう」
グーネット
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり刷新でめちゃ精悍な「“スポーティ”カスタム」も設定! イチバン売れてる「純正アクセ」とは?
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり刷新でめちゃ精悍な「“スポーティ”カスタム」も設定! イチバン売れてる「純正アクセ」とは?
くるまのニュース
レッドブルリンクにグラベルトラップを追加。F1主催者は昨年頻発したトラックリミット問題の再発防止に取り組む
レッドブルリンクにグラベルトラップを追加。F1主催者は昨年頻発したトラックリミット問題の再発防止に取り組む
AUTOSPORT web
BMW「M3エボリューション コンバーチブル」の相場は約320万円から! ワンオーナーでメンテナンス履歴がしっかり残されているモデルでした
BMW「M3エボリューション コンバーチブル」の相場は約320万円から! ワンオーナーでメンテナンス履歴がしっかり残されているモデルでした
Auto Messe Web
2戦連続で表彰台を獲得も、ライバルとの差は縮まっていないとメルセデスF1代表「それを埋めたら勝利を目指せるはず」
2戦連続で表彰台を獲得も、ライバルとの差は縮まっていないとメルセデスF1代表「それを埋めたら勝利を目指せるはず」
AUTOSPORT web
【超ビミョー】何コレ?可愛い?珍妙? アバルト製ボート お好きならどうぞ「アバルト オフショア」イタリア人も時々破天荒!
【超ビミョー】何コレ?可愛い?珍妙? アバルト製ボート お好きならどうぞ「アバルト オフショア」イタリア人も時々破天荒!
AutoBild Japan
【AMGラインエクステリア標準】 メルセデス・ベンツCLEにカブリオレ発表 艶消しカラーも
【AMGラインエクステリア標準】 メルセデス・ベンツCLEにカブリオレ発表 艶消しカラーも
AUTOCAR JAPAN
仏アルピーヌ初の電動モデル『A290』、日本導入も…本国では年内ローンチ
仏アルピーヌ初の電動モデル『A290』、日本導入も…本国では年内ローンチ
レスポンス
後席の広さで選ぶ燃費優良車3選! [シエンタ]はさすがに広さ!! なんと[フィット]までランクイン!? 
後席の広さで選ぶ燃費優良車3選! [シエンタ]はさすがに広さ!! なんと[フィット]までランクイン!? 
ベストカーWeb
ショウエイ、ツーリングフルフェイス『GT-Air3』の新グラフィック『NILE』を2024年6月に発売
ショウエイ、ツーリングフルフェイス『GT-Air3』の新グラフィック『NILE』を2024年6月に発売
AUTOSPORT web
リカルドかローソン、どっちなんだい! RB、サマーブレイクでF1ドライバー人事決定か「静かな話し合いを行なう」
リカルドかローソン、どっちなんだい! RB、サマーブレイクでF1ドライバー人事決定か「静かな話し合いを行なう」
motorsport.com 日本版
【MotoGP】アプリリア移籍決定後、初レースウィークにマルティン「ドゥカティの人達と話すのは奇妙な感じ」
【MotoGP】アプリリア移籍決定後、初レースウィークにマルティン「ドゥカティの人達と話すのは奇妙な感じ」
motorsport.com 日本版
「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」のアジアクロスカントリーラリー2024参戦マシンがテスト走行を実施! 総監督の哀川翔氏とドライバー川畑真人氏の意気込みとは?
「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」のアジアクロスカントリーラリー2024参戦マシンがテスト走行を実施! 総監督の哀川翔氏とドライバー川畑真人氏の意気込みとは?
くるまのニュース

みんなのコメント

22件
  • くじらモデル!
  • アウディA7みたいなスポーツバックにしか見えない。
    セダン=3boxのイメージが強いから、これでセダンと言われてもやっぱ馴染めないなぁ。
    かっこいいとも思えないし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8879.0万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26.8879.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村