現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 幻のマツダ・ロードスターターボをキミは知っているか

ここから本文です

幻のマツダ・ロードスターターボをキミは知っているか

掲載 更新
幻のマツダ・ロードスターターボをキミは知っているか

ターボによるモアパワー化というのは、ロードスター乗りの多くが夢見たことがあるのではないでしょうか。しかし、そんなロードスターターボが過去にはあったのです。それもちゃんとしたマツダの正式モデルとして、です。

 ロードスターターボが限定で発売されたのは、今からおよそ15年までの2003年12月。世代は、二代目のNB末期でした。

「とちぎ道の駅フェスタ2019」を道の駅 しもつけで3月2日(土)~3日(日)に開催

 エンジンはNBに搭載されていた1.8Lをベースにターボ化。ただし、むやみにハイパワーを狙ったものではなく、低速域から高いトルクを発生させ、アクセルにリニア反応する「人馬一体」の走りを追求している、とリリースでは謳っていました。では、このロードスターターボのスペックを見てみましょう。

■ロードスターターボ

エンジン:1.8Lインタークーター付きターボ
最高出力:172ps/6000rpm
最大トルク:21.3kgm/5500rpm
車両重量:1120kg
トランスミッション:6速MT


■参考:RS-II

エンジン:1.8L
最高出力:160ps/7000rpm
最大トルク:17.3kgm/5500rpm
車両重量:1080kg
トランスミッション:6速MT


 ノーマルと比較して、パワーアップは12psとさほどではなさそうに思えますが、むしろ4kgm増したトルクに注目です。コーナー立ち上がりでのアクセルオンで、よりパワフルさを実感できたことでしょう。このパワーアップに対応して、駆動系も強化。強化クラッチ&トランスミッション。強化ドライブシャフト&プロペラシャフト、トルセンLSDが追加され、ファイナルもベースの3.909から4.100へとショート化されていました。また、足まわりでは205/40R17タイヤにビルシュタインダンパー、そして専用チューンのローダウンサスが奢られています。

■さり気なく違いをアピールする内外装

 エクステリアは新デザインの前後アンダースポイラーに、スモークヘッドランプベゼル、ロードスターターボ専用オーナメントを装備。「ターボだぜ!」とことさらにアピールするのではなく、一見気付きにくいけど実は違う……というなんとも通好みな変更でした。

 内装は、レッドステッチの本革巻きステアリング&シフトノブ&パーキングレバー、シルバーメーターパネル、メタル調センター&シフトパネル、アルミペダルセットを専用装備として用意。内装色はレッド×ブラックを標準に、4種類が設定されていました。

■気になるお値段。これだけついて衝撃の……

 ちなみに車両価格ですが、NBロードスター1.8Lモデルの235万円~244万8000円に対して、なんと257万円! これはもう出血覚悟の大バーゲンプライスです。今から思うとなんとも羨ましくなってくるクルマがあったものですが、もう一度こんなロードスターを追加してくれないモノでしょうかねぇ……。

こんな記事も読まれています

【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
【F1第22戦決勝の要点】 岩佐歩夢が分析するメルセデスの速さの秘密「マシン特性の不利を覆すほどのいい仕事」
AUTOSPORT web
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
1.2L 3気筒+モーター3基で300ps ルノー・ラファール E-テックへ試乗 アルピーヌに相応しい走り
AUTOCAR JAPAN
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
ヒョンデ「アイオニック5」がマイチェンで航続可能距離703キロに! 気になる車両価格は523万6000円から…30台限定の「コナ マウナ ロア」にも注目
Auto Messe Web
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
AUTOSPORT web
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
WEB CARTOP
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
レスポンス
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
AUTOCAR JAPAN
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
AUTOCAR JAPAN
4連覇を決めたフェルスタッペン「苦しいシーズンの中で多くのことを学んだ。だからこそ特別だし、誇らしい」
4連覇を決めたフェルスタッペン「苦しいシーズンの中で多くのことを学んだ。だからこそ特別だし、誇らしい」
AUTOSPORT web
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
AUTOSPORT web
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
くるまのニュース
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
VAGUE
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
WEB CARTOP
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
GQ JAPAN

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

289.9368.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8586.0万円

中古車を検索
ロードスターの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

289.9368.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.8586.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村