■「Bug=昆虫」のような可愛らしいフォルムのミニトラック
2022年8月6日から7日の2日間にかけて「アソビ×モビリティ」を体現したイベント「アソモビ」が幕張メッセにて開催されました。
会場では、ダイハツの軽トラック「ハイゼットトラック」をキャンピングカーに仕立てたカスタムカーがひと際注目を浴びていました。
【画像】軽トラの荷台でテント泊!? & 豪華ホテルみたいな内装を実車で見る!(17枚)
展示されているハイゼットカスタムカーは、CAR FACTORY TARBOWが制作した、「Bug-truck PANEL VAN R-face ロックライダーフェイス(以下、バグトラック)」です。
「Bug」という名の通り、昆虫のような可愛らしいフェイスが魅力的なバグトラック。
フロントマスクがライト周りから変更され、クラシカルな雰囲気で昔のキッチンカーや軍用車をイメージさせるつくりとなっています。
またリアハッチから車内の様子を伺うと、天井まで木材で覆われて軽トラックとは思えない雰囲気を感じ取ることができます。
バグトラックについて、CAR FACTORY TARBOWの担当者は以下のように話します。
「用途に合わせてスライド式の椅子を調節でき、ベッドにすることができます。
空いているほうにも椅子をセットすることによって大人2人ほどが無理なく寝ることのできるスペースを作ることが可能です。
また、全体的に木製のつくりとなっており、居心地の良い空間に仕上げています。
床・壁・天井に断熱処理を施しているのもこだわったポイントのひとつです」
室内の椅子やテーブルは自由に移動でき、7パターンに展開できるため、デイキャンプや車中泊などさまざまなシーンで利用できるようです。
また居住空間は奥行き約1985mm×幅約1265mm×高さ約1170mmとなっているため、2名の車中泊でも十分に対応できます。
断熱材とは別に、クルマを囲むように施工された木材で保温や断熱、防音の機能も期待でき夏場や冬場のキャンプでも過ごしやすいかもしれません。
標準装備には、塗装、リフトアップ、後ろ3面集中ロック、ヘッドライトなどのほかに、強度とデザインを兼ね備えたアルミ縞板付きバックドアやアールガードなども含まれています。
くわえてオプションでは、オーダーカーテンやシートカバー、オリジナルカッティングデザインなど、さまざまラインナップされています。
また前出の担当者によると、ボディカラーは基本的にどのようなカラーでも制作することはできるもののメタリックカラーは難易度が高いほか、ツートンカラーは別料金となるようです。
■運転席と荷室の壁を取っ払った!? バグトラックの反響はどう?
そんなバグトラックの反響について、前出の担当者は以下のように話します。
「ありがたいことに、多くの人から注文をいただいております。
30代が多い印象ですが、20代や60代など、幅広い年齢層から反響をいただいております。
ボディカラーや内装まで、注文されたオーダー通りで制作いたしますので、世界でひとつしかないキャンピングカーとして、多くの人の注目を浴びています」
パーツを取り付けただけでなく、内外装をフルカスタムしたコンプリートカーであるため、自分だけの個性的なカスタムカーを制作したいという人にとっては、うってつけのクルマといえるでしょう。
パネルバンは完全コンプリートになり、納期は半年ほどかかりますが、完全オリジナルのバグトラックも製作可能とのことです。
バグトラックは、ベースとなるハイゼットトラックから大幅に手の込んだつくりとなっており、運転席と荷室の間を背抜きにしてひとつなぎにしています。
さらに、ガラスと網戸の切り替えも可能な横窓はパネルを切り抜いて新設しているといいます。
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みんなのコメント
車中泊客は駐車場で寝泊りし、設備をタダで使ってゴミ捨てて知らんぷり。
そのクセ地元には一円も落とさない。
百害あって一利なし。来ないでくれ