2023年、さまざまな魅力的な輸入ニューモデルが登場した。そして2024年はどんなモデルが我々の前に現れるのだろうか。今回は2023年に登場したラグジュアリー&ハイパフォーマンスSUVの最新車種を、3部に分けてご紹介する。第1部はBMWの動向に注目してみよう。(Mortor Magazine 2024年2月号より)
上級志向の「GLK」が揃って高性能化を果たす
BMWは車名に“X”がつくSUVをフルラインナップ。大きさを表す数字は1~7まで使われ、奇数は一般的なクロスオーバーSUV、偶数はクーペSUV、XMはX8相当となる。さらにBEVフラッグシップのiXもあり、じつに9車種を取り揃える。
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XMがM専用モデルとされたのはベントレーやポルシェ、フェラーリなどといったハイブランドのライバルに対抗するために単なる一番大きなクーペSUVではなく、特別な存在とすることが求められからだ。
巨大な光るキドニーグリルやゴールドのサイドウインドウモールなど装いもド派手。プラグインハイブリッドとしたのは、電気の力をパフォーマンスアップへ存分に使うため、容量が大きいほうが有利だからだろう。システム総合での最高出力は653ps、最大トルクは800Nmとモンスター級で、シャシにはハイテクがてんこ盛りだ。
XM、X7、7シリーズ、8シリーズは、GLK(グランクラッセ)と呼ばれBMWのなかの最上級クラスとして他とは差別化される。
世代の新しいモデルはGLKフェイスとして上下二分割のスプリットヘッドライトを採用。XMは新規車種だが、X7は2022年のビッグマイナーチェンジでGLKフェイスとなり、大きく印象を変えた。
カーブドディスプレイが採用されたインテリア、最新のOS8となったiDrive、全車が48Vマイルドハイブリッド化されたパワートレーンなど中身もアップデートされる。
V8搭載のM60iはXMほどではないものの、それでも最高出力530ps、最大トルク750Nmのパフォーマンスを誇る。
X7をベースとしたアルピナXB7は最高出力621ps、最大トルク800Nmまでスープアップ。これが独立したメーカーのアルピナとしては最後のモデルになるかもしれない。
X5およびX6は2019年に現行モデルがデビューし、2023年4月にビッグマイナーチェンジを実施。ヘッドライトやバンパーが新世代になり、カーブドディスプレイ、OS8が採用されるなど他のモデルと同様にアップデート。両車ともにパワートレーンは直6とV8を用意しており、すべてマイルドハイブリッド化された。また、どちらにもMコンペティションが用意され、こちらは最高出力625psのV8ツインターボを搭載する。
最後に新しい話題として、X1が2023年にフルモデルチェンジを受け、同様のプラットフォームを採用するX2も2024年春にはデビューする予定だ。(文:石井昌道)
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