■国産車最安モデルは何十万円?
最近のクルマはモデルチェンジの度に価格が向上している、という印象を持つひとも少なくありませんが、現行モデルであっても「思った以上に安い」という印象を持つクルマもなかにはあります。
不人気にもほどがある!? ビックリするほど売れていない軽自動車5選
2020年3月時点の現行モデルで、もっとも安い価格設定の乗用車はどれなのでしょうか。人気の5カテゴリ「軽自動車」「コンパクトカー」「ミニバン」「セダン」「SUV」で検証します。
●軽自動車:ダイハツ「ミライース」
2020年3月現在、日本で購入できる乗用車においてもっとも安いクルマがダイハツ「ミライース」です。
最安グレードは「B」の2WD・CVT仕様で、価格は85万8000円です。ホイールキャップなしのスチールホイールを採用し、ボディカラーも3色と、おもにビジネスユースで使われることが想定されたグレードであるものの、5ナンバー登録となります。
なお、衝突被害軽減ブレーキなどの予防安全装備が備わるひとつ上のグレード「B “SAIII”」は、92万4000円となります。
●コンパクトカー:日産「マーチ」
コンパクトカーにおいて、価格が安価なモデルは日産「マーチ」です。最安グレードは「S」で、価格は117万2600円に設定されています。
安価なモデルということもあり、装備内容に不安を持つ人もいるかもしれませんが、マーチはSグレードを含めたさまざまなグレードで必要十分な装備を備えています。
なかでも最適な運転姿勢を取ることができる運転席シートリフター/チルトステアリングは、クルマ初心者にとって運転のしやすさを大きく向上させる装備です。
運転に不慣れな人も含め、さまざまな人が乗ることが想定されているといえるでしょう。
●ミニバン:トヨタ「シエンタ」
ファミリーユースで人気の3列シートミニバンにおいて、もっともエントリーモデルが安価なモデルはトヨタ「シエンタ」です。最安グレードは「X」(2WD・ガソリン仕様)の185万200円となります。
Xグレードは、上級グレードに対して装備の充実度が控え目となっており、空調は上位グレードのオートエアコンに対しマニュアルエアコンとなっているほか、シート素材がファブリックとなることや、予防安全装備「トヨタセーフティセンス」がオプションとなることなどの差があります。
しかし、ミニバンで重要視されるシートアレンジや、各列の乗員が使える収納やカップホルダー/ボトルホルダーには差がつけられておらず、大人数が快適に移動できる空間となっています。
ちなみに、シエンタには3列シート仕様のほかに2列シート仕様もラインナップされていて、その場合のシエンタの最安グレードは「FUNBASE X」の180万9500円となります。
■人気のSUVが160万円台から! どんなモデル?
●セダン:トヨタ「カローラアクシオ」
国産セダンの現行モデルでもっとも安いトヨタ「カローラアクシオ」は、2012年5月に発売されたモデルです。
カローラシリーズのセダンモデルとしては、2019年9月に発売された新型「カローラ」が最新モデルとなっているものの、旧型となる「カローラアクシオ」も法人用途を考慮して残しているとトヨタは説明します。
カローラアクシオの最安グレードは「EX」の2WD・5速MT・ガソリン仕様で、価格は154万6600円です。ガソリン仕様にはほかにCVT仕様や4WD仕様も設定されるほか、ハイブリッド仕様も設定されています(2WD・電気式無段変速機のみ)。
●SUV:トヨタ「ライズ」
近年はSUVカテゴリの人気が高まっていますが、もっとも新車価格が安いSUVはトヨタが2019年11月に発売した「ライズ」です。最安グレードは「X」の2WD仕様で、価格は167万9000円に設定されています。
ライズは、ダイハツ「ロッキー」のOEMモデルとして発売されていますが、両車は装備内容に細かい違いがあることから、ロッキーの最安グレード「L」は170万5000円とライズより数万円高い設定です。
大きな違いとしては、予防安全システム「スマートアシスト」の有無があります。ロッキーの場合、衝突被害軽減ブレーキや、誤発進抑制機能などが含まれるスマートアシストが最安グレードのLでも装備されますがライズ・Xグレードでは装備されません。
ライズでこれらの装備が装着されるのはひとつ上のグレードとなる「X“S”」からとなりますが、価格は174万5000円となります。
両車は外観や一部ボディカラーの設定なども異なるので、どちらかを選ぶ際にはデザインの好みや装備の差などを比べるのが良いでしょう。
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