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「ハイエース」中古車市場でなぜ人気? ライバル「キャラバン」との違いとは

■なぜ中古車市場でも人気? 中古車店の元店長に聞いてみた

 トヨタ「ハイエース」は、同社を代表する商用バンのひとつとして知られています。乗用モデルもあわせて設定されており、都市部・地方問わずさまざまな場所で見かけますが、ただ知名度が高いだけではなく、中古車市場においてとくに人気の車種となっています。

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 なぜ、ハイエースは中古車市場で人気が高いのでしょうか。

 ハイエースは、1967年10月に初代モデルが登場されたモデルで、2004年8月に発売された現行モデルは5代目にあたります。

 2019年で、現行モデルの発売から15年目を迎えたものの、マイナーチェンジや一部改良は随時おこなわれていて、2018年11月の一部改良では予防安全システム「トヨタセーフティセンス」を装備するなど、時代にあわせた進化を続けています。

 そうしたなか、ハイエースは長年、中古車市場での人気が高いことでも知られています。新車時の車両価格と比べて買い取り額が落ちにくく、それも影響してか、盗難に遭いやすいクルマとしても有名です。

 日本損害保険協会が発表する、自動車盗難事故実態調査結果においても上位にランクインすることが多く、2018年11月の最新データでは車種別の全体4位となっています。

 ハイエースの中古車人気は、なぜ高いのでしょうか。中古車店の元店長は、次のように話します。

「ハイエースが中古車市場で人気となっている理由としては、海外での人気が高く輸出の需要が高いから、ということがあります。

 世界的にも、トヨタの本格クロカン4WD『ランドクルーザー』などでトヨタブランドは強く信頼されるものとなっており、輸出時の取引価格も高く、それが日本国内での中古車人気にもつながっています」

 また別の中古車店スタッフは、そのほかに次の理由も挙げます。

「カスタムの自由度が高いことも、ハイエースの人気の理由として挙げられるかもしれません。最近では、競合車種の日産『NV350キャラバン』でも多くのカスタムパーツが出ていますが、ハイエースが登場するまでは、そこまでカスタムパーツは見かけませんでした」

※ ※ ※

 商用車としての積載性や、時代にあわせた進化を重ねていることだけでなく、トヨタブランドへの信頼感などによる効果によってもハイエースの人気は支えられているといえるでしょう。

■ライバル「キャラバン」との違いは? スペックを比較

 前出の中古車店スタッフのコメントのように、ハイエースには競合する商用バンとして、日産「NV350キャラバン」が存在します。

 ハイエースとNV350キャラバンは、どのような違いがあるのでしょうか。

 まずハイエースのボディサイズをみると、商用車の4ナンバーに収まる標準ボディのサイズは、ハイエースが全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mm。

 この標準ボディ以外の設定としては、全高2240mmのハイルーフ仕様のロング、全長を少し伸ばしたロングのワイド幅/ミドルルーフ(全長4840mm×全幅1880mm×全高2150mm)が存在します。

 さらに、全長を延ばしたスーパーロングと呼ばれるワイド幅/ハイルーフ仕様(全長5380mm×全幅1880mm×全高2285mm)も設定されるなど、ボディバリエーションは幅広いです。

 対するキャラバンは、全長4695mm×全幅1695mm×全高1990mmとなり、標準ボディ同士ではほぼ同じサイズとなります。

 標準ボディ以外のボディサイズをみると、標準ボディに加えて標準幅/ハイルーフ仕様(全長5080mm×全幅1695mm×全高2285mm)とワイド幅/ハイルーフ(全長5230mm×全幅1880mm×全高2285mm)という、2種類のスーパーロングを設定。

 ハイエースの方が選択肢がひとつ多いことが違いとなっていますが、両車ともにラインナップが豊富です。

 次に、荷室の広さを比較します。後席を畳んだ状態の荷室寸法を標準ボディ同士で比べると、ハイエースは最大室内長3000mm×室内幅1520mm×室内高1320mm、キャラバンは最大室内長3050mm×室内幅1520mm×室内高1325mmです。

 荷室サイズを比較すると、わずかではあるものの、キャラバンが空間に余裕があります。

 パワートレインを見ると、ハイエースは2リッター(6速AT/5速MT)/2.7リッター(6速AT)のガソリンエンジンと、2.8リッターディーゼルターボエンジン(6速AT)の3種類。

 キャラバンは、2リッター(5速AT/5速MT)/2.5リッター(5速AT)のガソリンエンジンと、2.5リッターディーゼルターボエンジン(5速AT/5速MT)が採用されています。

 衝突被害軽減ブレーキを比較すると、ハイエースに採用される「トヨタセーフティセンス」では、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて、歩行者検知にも対応しました。

 一方、キャラバンに採用される「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」は、ミリ波レーダーのみを用いるシステムで、歩行者検知には対応していません。

 しかし、キャラバンには、「アラウンドビューモニター」という上空から見下ろしているかのような自車の映像を映し出す機能が設定されています。

 移動物を検知すると、ディスプレイとブザーで注意を促す機能もあり、駐車時の安心度が増しています。

※ ※ ※

 ハイエースとキャラバンを比較すると、装備やスペックにおいて違いがあるものの、世界市場におけるトヨタブランドへの信頼感が高いという面もあることから、ハイエースの方が売却額が高いことが多いといわれています。

 なお、2018年の新車販売台数では、ハイエース(兄弟車のレジアスエース含む)が5万7893台で、キャラバン(2万3713台)に3万4180台の差をつけているなど、ハイエースの方が好調です。

 新車購入時は、スペック以外の違いも考慮しつつ検討すると、長い目でみたときに損しないクルマ選びができるかもしれません。

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