■アルファード顔のトヨタ「最大級ミニバン」?
トヨタのミニバンといえば、日本では「アルファード」や「ノア」「ヴォクシー」「シエンタ」などを連想しますが、米国をはじめとする海外では、全長5mを超える大型のミニバン「シエナ」が展開されています。
中国もそのシエナが販売されていますが、トヨタと広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は、そんなシエナのカスタムショーを開催し、その様子を収めた動画をSNSで公開しました。
この中には、新型アルファードを超える迫力たっぷりなグリルを装着したシエナもありましたが、SNSではどのような反響があったのでしょうか。
【画像】”デカすぎグリル”がカッコイイ! アルファード顔のトヨタ「シエナ」を画像で見る(42枚)
シエナは、1997年に北米市場でデビューしたラージサイズのミニバンです。
3代目まで北米市場向けに展開されていましたが、現行の4代目はカナダ、メキシコ、台湾、韓国など様々な地域にも輸出されており、さらには米国のほか中国でも現地生産されているなど、幅広く展開されるグローバルモデルへと進化しました(日本では未発売)。
中国の4代目シエナのボディサイズは全長5165mm×全幅1995mm×全高1765mm、ホイールベース3060mmで、日本のアルファード(全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm)より一回り大柄です。
パワートレインは、システム最高出力246馬力を発揮する2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドと、E-CVTの組み合わせ。中国での販売価格は、30万9800元(約606万円)からです。
そんなシエナのカスタムカーショーが、中国で開かれ、広汽トヨタがその様子を収めた動画を、SNSに公開しました。
動画には、新型アルファードをも超える巨大グリルを装着したシエナが登場。ヘッドライトまで食い込んだグリルや、バンパーの左右に配された開口部がアルファードを想起させます。ヘッドライトの間は緑のクリアパーツがあしらわれ、上質感を高めています。
この迫力あるシエナに対し、SNSでは、「グリルが走ってる!」「フロントはすべてグリルになって、そのうちバンパーは無くなるんじゃないか」と、大きなグリルに注目する人が多数。
さらに、「もはやシエナの面影はゼロだな」といった感想や「グリルよりフォグ周りがすごい造形してる」と、そのカスタムに目を見張った感想を書き込む人もいました。
また、「狭い道で対向車に迷惑なので日本には要らない」など否定的な意見の一方で「日本で出れば良かったのに…」といったシエナそのものに対する投稿もありました。
※ ※ ※
カスタムショーでは、このクルマ以外にも様々なシエナが展示されました。中にはレクサスでお馴染みの“スピンドルグリル”風大型グリルを装着したシエナもあり、中国のカスタム文化を感じることができます。
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みんなのコメント
ベトナムやタイでも人気だよね。
今でもアジア圏では日本って憧れなんだな。