11月5日、トヨタの欧州法人は、新型コンパクトSUVの「アイゴ・クロス」を発表した。
キャンバストップも選べるぞ!
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アイゴ・クロスはAセグメントに属するクロスオーバーだ。もとのアイゴは2005年に初代が登場したコンパクトカーで、ヤリス(日本名ヴィッツ)より一回り小さい。
樹脂製のホイールアーチや専用デザインの前後バンパーがクロスオーバー車らしい雰囲気で、ひと回り大きな「ヤリス・クロス」や「カローラ・クロス」にも共通したイメージがある。灯火類はフルLEDを採用した。
ルーフには、かつての「カローラII」のような布製の電動開閉式キャンバストップもオプションで選べる。これはAセグメント・クロスオーバーとしては初の装備になるそうで、前方には風の巻き込みを抑えるウインド・ディフレクターも付く。
プラットフォームはTNGA(Toyota New Global Architecture)思想に基づき開発された「GA-B」を使う。ボディは全長×全幅×全高=3700×1740×1510mmで、これまでのアイゴよりそれぞれ235mm長く、125mmワイドに、そして50mm高くなった。ホイールサイズは最大18インチまで選べるという。最低地上高も11mm上がり、視認性が向上したという。
ボディの拡大によって居住性も改善された。ホイールベースが90mm伸びたため、前席と後席のあいだはプラス20mm、ラゲッジルームは125mmも伸びた。結果、通常時の積載量は60リッター以上増えて、231リッターとなり、クラストップレベルの広さを謳う。
また、「かなり狭い街路用に設計した」とのことで、最小回転半径は4.7mに抑えられているのもセリング・ポイントだ。
内装には、インパネ上部に「Toyota Smart Connect」用の9インチ高解像度タッチスクリーンを設置する。スマートフォン連携機能も搭載し、Android AutoおよびApple CarPlayに対応する。オーディオは、JBL社と共同開発したプレミアム・オーディオ・システムも選べる。ラゲッジルームに設置した200mmの大型サブウーファーなどによってパワフルかつ臨場感ある音楽が楽しめるという。また、これまでのアイゴより遮音性を約6%高めたという。
搭載するエンジンは1.0リッター直列3気筒ガソリンで、これにCVTまたは6MTを組み合わせる。単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせた運転支援パッケージ「Toyota Safety Sense」は全車標準装備で、昼夜の歩行者検知機能付き衝突被害軽減ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などが含まれる。
新型アイゴ・クロスは2022年前半から販売スタートの予定で、価格は、欧州メディアの予想では約1万6000ユーロ(日本円で約210万円)~とのことだ。
文・稲垣邦康(GQ)
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