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いまなら電気自動車やプラグインハイブリッド車が100万円引きに? 有効活用したい補助金や支援制度には、限度額がある

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いまなら電気自動車やプラグインハイブリッド車が100万円引きに? 有効活用したい補助金や支援制度には、限度額がある

令和4年度のCEV(クリーンエネルギー自動車)補助金の申請受付が、2022年4月28日から開始された。そこで、この補助金や自治体の支援制度について、簡単に紹介しておこう。

東京都に住んでいれば、EVやPHEVが100万円引きで手に入る!
1917年(大正6年)にGSユアサの前身である日本電池が創業され、アメリカから電気自動車「デトロイト号」が輸入された。同社は2009年5月20日に、このデトロイト号をレストアして復活させたことから、5月20日は「電気自動車の日」として日本記念日協会により認定・登録された。

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さて、2022年の「電気自動車の日」である5月20日に、三菱 eKクロスEVと日産 サクラの、姉妹車となる軽EV(軽自動車規格の電気自動車)が発表された。三菱の発表会で配られた資料には、ここに掲載したようなチラシも入れられていた。

東京都に在住している人がBEV(バッテリー電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)を購入しようとすると、国からの補助金が55万円、さらに自治体からの支援制度で東京都の場合は45万円の助成金が支給される。さらに、市区町村の助成金を受けられる場合もあるから、実質100万円引き以上でBEVやPHEVが購入できるというわけだ。

たとえば、三菱 eKクロスEV「G」の車両価格は239万8000円だが、国の補助金と東京都からの助成金を受ければ139万8000円。これは、エンジン車のeKクロスのベーシックグレード「M」(143万6300円)より安いことになる。なお、助成金の額は自治体ごとに異なるので、居住地の自治体のWebサイトなどで確認して欲しい。

しかも、自動車重量税は購入時の100%(9900円)を減税、初回車検継続時は6600円減税。登録翌年度からの自動車税は8100円減税で2700円となる。東京都や愛知県では翌年度から5年度分の自動車税が免税となる。取得時の環境性能割も非課税だから0円だ。

もちろん、これはBEVやPHEVだけの話ではなく、CEV=クリーンエネルギー自動車と称されているFCEV(燃料電池自動車)やCDV(クリーンディーゼル自動車)も対象となっている。補助対象車両は、次世代車両振興センターのWebサイトに掲載されているので、そちらを見てもらいたいが、BEVやPHEVの数は圧倒的に輸入車が多いし、FCEVも含めて車両価格は高い。100万円の補助があっても、まだまだイニシャルコストはけっこうな金額となる。

だが、ガソリンエンジン仕様の軽自動車より安い車両価格でBEVが手に入り、税制でも優遇されるなら・・・と、軽EVに触手を伸ばすオーナー予備軍は、けっこう多いのではないだろうか。もちろん、航続距離とか駐車場のインフラといった問題もあるだろう。それでも、シティコミューター的なセカンドカーとして軽EVをチョイスでき、自宅に充電設備が用意できるなら、eKクロスEVやサクラは、十分にオススメできるクルマになることは間違いない。

軽自動車のガソリンターボ仕様の約2倍もある最大トルクを発揮するから、走りも十分に満足できるはず。eKクロスEVやサクラの登場によって、日本のEVマーケットの活性化が加速することは十分に期待できる。

なお、補助金や助成金の申請は個人でやらずとも購入時にディーラーで相談すれば対応してくれるはず。また、補助金や助成金には限度があるので、一定数に達してしまうと終了する場合もある。まずは、ディーラーで相談してみるとよいだろう。

[ アルバム : 軽EVと補助金 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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