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ロータス エヴォーラのミッドレンジの新型として「GT410 スポーツ」を発売

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ロータス エヴォーラのミッドレンジの新型として「GT410 スポーツ」を発売

エルシーアイは、2018年3月15日より全国の正規販売代理店において、ロータス・エヴォーラ GT410 スポーツの販売を開始する。

これまでエヴォーラは、ベーシックモデルの400、ミッドレンジのスポーツ 410、そしてロータスのラインアップ中最強機種のGT430という3種類のバリエーションが展開されていた。今回発売になったGT410 スポーツは、中堅グレードであるスポーツ410の後継モデルという位置付けとなっている。

ロータス 全モデルのラインアップをリフレッシュ

またスポーツ410は2シーターのみの設定だったのに対し、GT410 スポーツでは2シーターと2+2シーターを選ぶことができる。トランスミッションは6速MTと6速ATが設定される。

スポーツ410と新しいGT410 スポーツで大きく異なるのが、その外観だ。スポーツ410は、基本的に400のシルエットやディテールをそのまま採用。リアスポイラーなどの細部のデザインで、グレードの違いを表現していた。

ところがGT410 スポーツでは、前後バンパー周りを一新し、造形的にはトップモデルのGT430に近づけている点が目を惹く。大型のリアウィングや地上高の低いチンスポイラーこそ省かれているものの、この彫りの深い造形の専用ボディパーツを得たおかげで、見た目の迫力は格段にアップした。

変わったのは見た目だけではなく、スポーツカーにとって重要なダウンフォースが増加している点にも注目したい。ハイダウンフォース仕様の空力付加物が無いにも関わらず、GT410 スポーツのボディは高速走行時に最大96kgのダウンフォースを発生する。これはスポーツ 410比では50%増、400比ではじつに3倍となる数値だ。

重量の最適化も図られた。オプションのチタン製エキゾーストや、ロータス専用オーリンズTTXアルミ2ウェイ・アジャスタブル・ダンパーを装着した状態での、GT410 スポーツの車両重量は1,297kg。もともと400より70kg軽かったスポーツ 410よりも、さらに28kgの軽量化が果たされたことになる。

パワーユニットに、トヨタ製の2GR-FE型3.5L V6 DOHCをロータスがチューニングしたスーパーチャージャーつきエンジンを搭載するのは、他のエヴォーラと共通だ。また最高出力306Kw(416PS)/7,000rpm、最大トルク 420Nm/3,500rpm というスペックについても、スポーツ 410から変わっていない。

そのためAT車で4.1秒、MT車で4.2秒の0-100km/h加速、305km/hに達する最高速についても、スペック的にはスポーツ410と同じだが、車重が軽くなったことと空力特性が変わったことにより、走りの質の向上は大いに期待できそうだ。

ーーGroup Lotus plc の CEO を務める Jean-Marc Gales は
「ロータスは常に新しいアイデアを探求し、完全を求めて革新と進化を続けています。この新型エヴォーラ GT410 スポーツは、GT430の開発で培ったノウハウを活かし、高い性能を持つ卓越したクルマに仕上がっています」と発表に際し述べている。


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