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普通の値段なのに漂う「タダモノじゃない感」! 高級車乗りにマウントを取られないクルマ5台

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普通の値段なのに漂う「タダモノじゃない感」! 高級車乗りにマウントを取られないクルマ5台

 この記事をまとめると

■高額車ではないが個性的で凄みのあるクルマを紹介

値段を言わなきゃ「セレブの車列」に混じって違和感なし! 庶民でも手が出る「1000万円級」に見える輸入車3選

■欧州車には個性的かつ安価なモデルが揃っている

■国産車でも中古であれば数十万から狙えるモデルも存在する

 お金を出さなくても個性は手に入る!

 遠くから見ても「あ、アレだね」とわかる、唯一無二のスタイリングだったり、決して大きいサイズじゃないけど存在感がスゴイと感じるクルマってありますよね。そういったクルマたちは、車両価格が高額ではないとしても、タダモノじゃない感じがして、周囲からも一目置かれがち。今回はそんな、高級じゃなくてもマウントをとられない個性的なクルマたちをピックアップしてみます。

 まず1台目は、早くから日本で「おしゃれミニバン」の地位を確立し、トレンドに敏感な人にも長く愛されているルノー・カングー。もともと本国フランスでは商用車として長い歴史を持つため、強靭なボディやガンガン使える道具感がありながら、見た目は大らかでフレンドリーな雰囲気が人気のヒミツです。

 両側スライドドアを備える2列シート5人乗りのクルマとして、ファミリーから趣味の多いシングル世代、カメラマンやスタイリストさんたちの相棒としてで愛されています。

 新型は少々デザインの上質感がアップして、スタイリッシュな雰囲気になっていますが、3座独立した座面で仲良く座れる後席や、天井に備えられた大きな収納、観音開きのバックドアを持つ大容量ラゲッジといったカングーらしさは健在。国産ミニバンとは一線を画すおしゃれミニバンとして、十分な個性を持っています。

 2台目は、ライバルの多い国産コンパクトのなかでも「ツウ」な人が選ぶコンパクトカーとして一目置かれているのが、MAZDA2。もともとはデミオという名前で販売されていましたが、いまでは世界統一の名前になっています。そして先日、マイナーチェンジが行われた際に、MAZDA2は「好きが見つかる198style」というテーマで、フロントマスクやホイール、ミラー、ボンネットデカールやルーフ、リヤウイングといったパーツのカラーやデザインを豊富に用意し、198通りの組み合わせが選べるシステムを投入しました。

 マツダ社内の若手デザイナーが用意したというコンプリートモデルも2種類あって、なんともポップでオシャレなスタイリング。1台は水色にオレンジという、40代以上の人が見るとオイルでお馴染みの「ガルフカラー」と呼ばれるカラーリングで、若い世代だけでなく熟年世代にも刺さる組み合わせが選べるようになっています。

 また、MAZDA2はそもそもコンパクトカーのなかでは攻めてるインテリアとして評判となっていた1台。ホワイトレザーを大胆に使ったシートやドアライナーなど、うっとりするようなインテリアも特徴で、存在感が強めです。

 中古車なら格安のモデルも!

 3台目は、残念ながら現行モデルではなくなってしまいましたが、軽自動車史に残る個性と存在感を見せつけてくれたモデルとして、三菱 i(アイ)とi-MiVE(アイミーブ)はいかがでしょう? アイはガソリン車、アイミーブはEVとして登場したもので、まるでタマゴの殻に包まれているような、コロンとしたボディがまず斬新。しかもエンジンを荷室下に搭載したRRレイアウトで、走りの良さにも定評がありました。

 インテリアもシンプルながらユニークなデザインで、チープ感をうまくポップでおしゃれな雰囲気に変えているところが魅力です。エンジンは自然吸気とターボがあり、RRならではの前後重量配分の特性や、コンパクトカー並みに確保されたロングホイールベースなどによって、ワインディングやサーキットを走っても面白い軽自動車でした。いまでも街中でアイを見かけると、遠くからでもすぐにわかる個性がタダモノじゃないですね。

 4台目は、なんともいえずチカラが抜けた感じと、芸術の国らしい美的センスが独特の存在感を放っている、シトロエン C3。おちょぼ口のような小さなフロントグリルや、ヘッドライトの上にスモールライトが配置されるという奇抜さ、ボディサイドに置かれた大きなエアバンプなど、見れば見るほど面白いデザインです。

 なんとなくのんびりと走るようなイメージがありますが、じつはこのC3、世界最高峰のラリー競技であるWRCでも大活躍するというアグレッシブな一面も見せてくれます。2021年のマイナーチェンジ以降は、エンジンに1.2リッターターボを搭載しており、元気で軽快な走りも魅力的です。

 5台目は、日本でいちばん有名なイタリア車である500(チンクェチェント)かと思ったら、なんか車高が高くてSUVっぽい? と思わず二度見してしまいそうなモデルが、フィアット 500X。そうです、500のお兄さん的存在のクロスオーバーSUVとなっています。フロントマスクも500とよく似ていていますが、ちょっと大人っぽく、上質感あふれるデザインに。

 5ドアハッチバックがSUVになったようなスタイルですが、じつは同じステランティスグループであるジープのレネゲードと多くのパーツを共用し、中身はとってもタフなのです。残念ながら日本では4WDの販売はストップし、FFのみになってしまいましたが、それでも1.3リッターターボの走りはパワフルで、ドッシリとした剛性感が強く感じられ、見た目の印象とはギャップがあるはず。「500っぽいけどなんか違うゾ」、というタダモノじゃない感に目が釘付けになりそうです。

 ということで、どれもお値段的には良心的な価格なのに、個性や存在感がものすごいクルマたち。他人とカブりにくいクルマを探している人も、要チェックです。

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