■ホンダ新型「シティ」登場!
2023年10月9日、ホンダのインドネシア法人は、コンパクトセダンの新型「シティ」を発表・発売しました。
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シティといえば、日本では1981年に登場するも、1995年に2代目モデルで終了となったコンパクトハッチバックを想像する人も多いかもしれません。実は、国外では現在も同名の車名を持つクルマが展開されており、そのボディ形状はコンパクトセダンに変化しています。
コンパクトセダンへとなったのは1990年代後半からで、かつて日本でも販売されていたシビックセダンの国外向け仕様車にその名前が用いられたところから始まります。
以後国外のみで展開されることになるシティですが、そのほとんどは日本でも別車名として展開。現在は販売終了となっていますが、シティとして6代目に当たる先代モデルは国内でも「グレイス」として販売されていました。
このように、日本ともゆかりの深いシティですが、現行型は2019年に登場した7代目で、このクルマに相当するモデルについては、国内では展開されていません。
また、この7代目シティには、ブラジルなど一部の市場で、ハッチバックモデルである「シティハッチバック」も存在しており、昔のシティを知っている方はこちらの方がイメージしやすいかもしれません。
今回インドネシアで発表された新たなシティは、この7代目のセダンのマイナーチェンジモデル。
ボディサイズは、全長4580mm×全幅1748mm×全高1467mmと国内で販売されているクルマで言えば、トヨタ「カローラ」ほどのサイズ感。ホイールベースは2589mm2設定されています。
エクステリアは、フロントグリル、フロントバンパー、リアバンパー、アロイホイール、LEDフォグランプのデザインが刷新され、よりスポーティでエレガントな印象に。
インテリアは、最新の4.2インチインタラクティブTFTメーターが装備されるほか、2列目にはUSB Cポートが2つ追加されました。
パワートレインは、最高出力121馬力・最大トルク145Nmを発揮する1.5リッターガソリンエンジンを搭載。これに組み合わされるトランスミッションはCVTです。
機能面では、オートヘッドライト機能や、ユーザーがクルマから離れるときに車両をロックする「ウォークアウェイオートロック」機能、2列目シートの忘れ物をドライバーに知らせる後部座席リマインダーを装備しました。
先進安全装備としては「Honda SENSING」を搭載。衝突被害軽減ブレーキTM (CMBS TM )や、オートハイビーム (AHB)、車線維持支援システム (LKAS)、先行車逸脱通報システム (LCDN)、道路逸脱軽減装置 (RDM)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)が含まれています。
ボディカラーは、プラチナ ホワイト パール、メテオロイド グレー メタリック、クリスタル ブラック パールの 3 色。価格は3億9990万ルピア(約378万円から)です。
ホンダのインドネシア法人でセールス&マーケティングおよびアフターセールスディレクターを務めるユサク・ビリー氏は今回の発表について以下のようにコメントしています。
「シティは、インドネシアで25年以上の歴史があり、多くのファンと消費者を抱えているモデルの1つです。
新型シティは、インドネシアの消費者のニーズを満たす付加価値を提供する、リフレッシュされた外観と安全機能を備えています」
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