■ジュネーブショー2019で話題となったモデルが日本上陸
三菱は2019年10月23日、第46回東京モーターショー2019において、「エンゲルベルクツアラー」を日本初公開しました。
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エンゲルベルクツアラーは、2019年3月に開催されたジュネーブショー2019で世界初公開された、3列シートを持つPHEVコンセプトモデル。上海モーターショー2019では「e-Yiコンセプト」という名で登場しました。
このモデルは、大容量の駆動用バッテリーを車両中央フロア下に搭載。高出力/高効率モーターをフロントとリアに搭載した「ツインモーター式」としながらも、PHEVシステムの小型化とレイアウトの最適化により、広大な室内空間を確保し、3列シートパッケージを可能としました。
EV航続距離はWLTPモードで70km以上、満充電/燃料満タンの状態からの総航続距離はWLTPモードで700km以上とし、電動車ならではのなめらかで力強く静かな走りをより長く楽しめるのが特徴です。
フロントとリアにモーターを搭載する高出力/高効率のツインモーター式フルタイム4WDを採用、前輪左右の駆動力配分をブレーキで制御するAYCを採用しています。
これらと4輪のブレーキ制動力、前後モーター出力の制御(ABSとASC)を統合制御し、走る/曲がる/止まるといった運動性能を飛躍的に高める車両運動統合制御システム「S-AWC」を採用しています。
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3列シートを持つミドルSUVタイプのPHEV、ということで、このエンゲルベルクツアラーは「次期型アウトランダーPHEV」のコンセプトモデル、と見ることもできます。
東京モーターショー2019では、東京ビッグサイト西展示棟2ホールにある三菱ブースの入口に展示されています。
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