現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ新型「フリード」“普通のシフトレバー”採用に「大賛成!」の声! 最新ボタン式シフト非搭載への反響は?

ここから本文です

ホンダ新型「フリード」“普通のシフトレバー”採用に「大賛成!」の声! 最新ボタン式シフト非搭載への反響は?

掲載 27
ホンダ新型「フリード」“普通のシフトレバー”採用に「大賛成!」の声! 最新ボタン式シフト非搭載への反響は?

■ハイブリッド車でもなぜ「普通のシフトレバー」を採用?

 ホンダ「フリード」が8年ぶりにフルモデルチェンジし、2024年6月に新型モデルが発売されました。
 
 フリードは、「ちょうどいい」をコンセプトとしたコンパクトミニバンで、扱いやすい5ナンバーサイズのボディや3列シートの装備、クルマの「取り回し・使いやすさ・ユーティリティ・多人数乗車」を叶えたクルマです。

【画像】「えっ…!」これがホンダ車の「最新シフト」です! 画像を見る

 ちょうどいいサイズのクルマであり、老若男女問わず「乗りやすいクルマ」として人気があります。

 3代目となる新型フリードは、歴代モデルが培ってきたクルマの機能を大幅にバージョンアップ。快適な車内空間と圧倒的な走行性能・低燃費を実現しました。

 グレードは、上質でシンプルな「AIR(エアー)」と、クロスオーバースタイルの「CROSSTAR(クロスター)」が展開され、どちらも3列シート車を用意。クロスターには2列シート車も設定されます。

 内装は、水平基調でノイズレスな視界とすることで、運転のしやすさはもちろん、乗員全員が疲れを感じない車内空間を目指しました。

 シートアレンジはさらに使いやすくなり、車内のウォークスルーがしやすくなったほか、3列目シートは座り心地の良さを維持しながらシートの軽量化と構造部の薄型化をおこない、女性でも跳ね上げしやすいように工夫しています。

 特に注目するポイントは、先代モデルまではなかった「リアクーラー」の追加です。

 フリードは、コンパクトミニバンですが車内空間が広いのが特徴。そのため、フロントクーラーだけでは、夏場の猛暑では後部座席まで冷えるのに時間がかかっており、新型モデルではこの課題を解決しました。

 パワートレインは、1.5リッターエンジンを搭載するハイブリッド車に2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」をフリードとして初搭載。2モーター内蔵CVTと組み合わせてスムーズな走りと優れた環境性能を実現します。

 ガソリン車は、1.5リッターエンジンとCVTを採用し、運転しやすく軽快な走りを可能にしました。

 駆動方式は、ハイブリッド車・ガソリン車ともに2WDと4WDが選べ、4WDは雨天時や雪上走行時などに安心感をもたらす「リアルタイム4WD」を採用しています。

 運転支援システム「ホンダセンシング」は、従来よりも検知性能や制御を高度化した新システムを採用するなど、安全性も高めました。

 全方位で進化した新型フリードですが、実際にクルマに触れてみると気づくことがあります。それは、シフトレバーの使いやすさです。

 近年のホンダ車は、e:HEV車のシフトレバーを廃止。「ステップワゴン」や「シビック」「ZR-V」「オデッセイ」「アコード」などのe:HEV車では、先進的なボタン式シフト「エレクトリックギアセレクター」が採用されました。

「エレクトリックギアセレクター」は、従来のシフトレバーとは異なり「P・N・Dは押す、Rは引く」という、人間の感覚にマッチした操作感のギアセレクターです。

 一方で新型フリードのe:HEVモデルではエレクトリックギアセレクターが設定されず、通常のレバー式のシフトを採用しています。

 ボタン式のエレクトリックギアセレクターを採用しなかった理由について、ホンダの開発者は次のようにいいます。

「フリードを選んでいただくお客さまは、若い方から高齢の方まで幅広い人がいらっしゃるので、操作を間違わないように、通常のシフトレバーを採用しました。

 同じ考え方から、『フィット』や『ヴェゼル』といったBセグメントのモデルはe:HEV車であっても通常のシフトレバーを搭載しています」

 従来モデルから変わらず、新型フリードにレバー式シフトが採用されたことについて、ネットではさまざまな意見が見受けられます。

「シフトレバーの継続、大賛成です」「レバー式の方が慣れているから間違いは少ないし、素早い操作も出来る」「なんだかんだでシフトレバーですね」といったように、以前のようなシフトレバーでも問題ないといった声が多かったです。

 また、「他の車種もシフトレバーで良いと思う」「多くの人が誤操作をしないことを大前提として開発してほしい」「エアコンなんかも走行中にも操作しやすい物理的なボタン式が良いと思っています」など、誰にとっても操作が分かりやすいクルマを開発すべきといった意見もありました。

 一方で、「ボタンシフトのCR-Vに乗っていますが便利じゃないです」「ボタンシフトのオデッセイに乗っているけど、駐車時にDポジションのままエンジンオフすると自動でPと電子ブレーキが掛かるのは便利です」など、実際にボタン式シフトのクルマに乗っている人からは、メリットとデメリットの両方の意見が寄せられました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
くるまのニュース
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
AUTOCAR JAPAN
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
Auto Messe Web
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
motorsport.com 日本版
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
motorsport.com 日本版
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
AUTOCAR JAPAN
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
AUTOSPORT web
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
Auto Messe Web
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
AUTOSPORT web
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
VAGUE
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
くるまのニュース
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
WEB CARTOP
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
motorsport.com 日本版
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
レスポンス
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
motorsport.com 日本版
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
AUTOSPORT web
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
AUTOSPORT web
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
くるまのニュース

みんなのコメント

27件
  • YAY
    結局は、ステップワゴンで相当不評という事でしょう…
  • tak********
    車ほど、最新が最良にならない物は無いかもね。便利になり過ぎて本来車から降りるべき年寄りが乗り続けて悲惨な事故は増えるし、はっきり言って必要無い機能をてんこ盛りにして値段がどんどん上がっていってるし。どこかで歯止めを掛けて欲しいなとは思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.8343.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0389.9万円

中古車を検索
フリードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.8343.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0389.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村