トヨタGAZOOレーシング(TGR)は2022年1月14日、オートサロン 2022の会場で「GR GT3 コンセプト」を初公開した。
その名の通り、現在のカスタマーモータースポーツで最高峰のGT3クラスへ参戦できる車両のコンセプトカー。「GT3のお客様に選んでいただけるような魅力的なクルマを提供したいという思いで発表した」とアナウンスされたように、どうやら将来的にはカスタマー市場で販売することを予定しているようである。
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突然レーシングマシンコンセプトが登場したわけだが、そもそもGT3はホモロゲーションで年間200台以上生産されている車両をベースとすることが定められている。ということは、このGT3 コンセプトにも市販モデルが存在するということだ。
では、そのベース車両とは何なのだろう?
その答えのヒントは、オンライン形式で行われたプレスカンファレンスに隠されていた。豊田章男社長とTGRの佐藤プレジデントの会話形式で進んでいったプレゼンだったが、そのなかで次のようなことが語られた。
・ル・マンを含めた世界中のさまざまなサーキットで走れるよう、競技ベースのレギュレーションで開発中。
・単に走れるだけでなく「勝てるGT」を目指す。
・同車は「味のある(市販の)BEVを作るためのベース」にも位置付けられる。
以上の3点のなかで気になるのは最後のくだりだ。BEVの乗り味や走行性能を、この車両からフィードバックさせるようにも聞こえる。
ご存知の通り、トヨタは21年末に将来的なBEV戦略について発表をしたばかり。そのなかには、レクサスが今後BEV専用ブランドになることも含まれていた。実際に、今回のプレスカンファレンスでもレクサスのBEV化の話は出ていて、そこがGT3のベース車両へとつながるのではないかと考えられる。
ちなみにこのGT3 コンセプトのスペックは、ボディサイズのみが公開されていた。
全長:4590mm
全幅:2040mm
全高:1140mm
ホイールベース:2725mm
ズバリ、このGT3コンセプトのベース車は、今後登場するだろうと予想されるレクサスのBEVクーペではないだろうか。
●2021年12月14日の発表会で展示されていた、レクサス エレクトリファイド スポーツ
リリースにはこうも書いてある。「GRヤリスと同様にモータースポーツ用の車両を市販化するという逆転の発想で、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりをさらに推進していく」。
まるでTGR版のメルセデスAMG-GTのような、スペシャルなクルマがこの先、待っているのかもしれない。
<文=ドライバーWeb編集部・青山 写真=山内潤也>
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