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フェラーリ、夏休み明けまでにバウンド問題解決を目指す「できるだけ早く対応すべく、必死にプッシュしている」

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フェラーリ、夏休み明けまでにバウンド問題解決を目指す「できるだけ早く対応すべく、必死にプッシュしている」

 フェラーリのフレデリック・バスール代表は、チームが長く苦しんでいる高速域でのバウンドの問題をコントロールするために、「死に物狂いでプッシュしている」と語った。

 フェラーリはスペインGPでアップデートを行なったが、新しいフロアの望ましくない副作用として、高速コーナーでマシンが上下にバウンドしてしまう問題に苦しめられている。

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 イギリスGPでは、マシンをアップデート前の旧仕様に戻して比較を行なった後、一時的な修正を施して問題を軽減したものの、サマーブレイク明けに向けて恒久的な解決策を模索している。

 ベルギーGPではこの問題はそれほど顕著ではなかったものの、サマーブレイクで明確な解決策を打ち出せなければ、後半戦最初のオランダGPで再び問題が発生することになりそうだ。

「バウンシングの修正は、パフォーマンス向上の一歩となる。だから我々はそのために必死にプッシュしているところだ。できるだけ早く対応するつもりだ」

 そう語ったバスール代表は、ベルギーGPでは燃料が軽めとなった時に問題が起きていたと明かした。

「風向きが変わったりすると、セッションごとにバウンスが現れたり消えたりする。だからシミュレーションできないんだ。本当にギリギリ、不安定なところにいるんだ」



 厳しい数週間を経て、フェラーリのパフォーマンスはハンガリーとベルギーで安定した。しかし順当にアップデートを重ねてきたマクラーレンやメルセデスの後塵を拝している状態だ。

 どのチームも2024年型のマシンに大きな進歩をもたらすことが難しくなっている中、フェラーリはコンマ1秒の差が順位に大きな違いをもたらすため、アップデートのチャンスを逃さないようにしなければならないとバスール代表は語った。

「より良い状態になるかどうかを想像するための指標はある。でも結局のところ、もう少しダウンフォースがあったほうがパフォーマンスが上がる」

「我々は大きな一歩を踏み出せたと思うけど、みんなも大きな一歩を踏み出した。問題は、限界に近いところで開発を進めていることで、結局のところ、限界に近づくために常にバウンドと戦っているんだ。行き過ぎれば、一歩後退しなければならない」

 シャルル・ルクレールもカルロス・サインツJr.もスパでのフェラーリのパフォーマンスには特に満足していない。メルセデスの強力なレースペースによって、フェラーリは日曜日の時点で4番手のチームにとどまり、ハンガリーGPではすでにマクラーレンにランキング2番手の座を奪われている。

「みんなが僅差なのはいいことだけど、残念ながら僕たちはまだ4番手で、トップ3は変わり続けている」とルクレールは語った。

「僕たちはコンスタントに彼らの後ろだ。だから、もっとペースが必要なんだ」

 フェラーリは正しい方向に一歩前進したかと聞かれたサインツJr.は、次のように答えた。

「レース中のメルセデス、レッドブル、マクラーレンのペースを見ると、そうは思えない。まだコンマ2~3秒足りないと思う」

「(ルクレールは)ポールポジションからスタートしても4番手だった。僕のクルマは表彰台を狙えると思っていたのに、みんながハードタイヤを履いたとたん、みんながどんなペースで走れるか分かったんだ」

「他のドライバーたちのラップタイムを聞いて、僕はこう思ったんだ。『僕が望んでいたほどは速くなかったよ……』ってね」

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みんなのコメント

1件
  • wat********
    ガスがフルタンで バウンシングを押さえ付けて、減ると ポーパシングが起きている
    サスペンションも エアロも、バランスが悪い
    気になるのは 4チーム中、一番リアサスがネックな メルセデスが復調しているのは、やはりフロントのダンパーと 化変wフロントウィングだな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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