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サイズは? 価格は? ダイハツ激震の中で登場したホンダWR-Vはロッキー/ライズの代役が務まるのか?

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サイズは? 価格は? ダイハツ激震の中で登場したホンダWR-Vはロッキー/ライズの代役が務まるのか?

 ロッキー・ライズが販売を停止する中、登場したホンダWR-V。コンパクトSUVがほしいと考えていた人にとっては救いの神だが、ロッキー/ライズ/レックスとサイズや燃費はどう違うのだろう。早速比較してみた!

文と写真/ベストカーWeb編集部

サイズは? 価格は? ダイハツ激震の中で登場したホンダWR-Vはロッキー/ライズの代役が務まるのか?

※ダイハツ・ロッキーの主要諸元や装備、価格は発売時のデータに基づいています。

■WR-Vのボディサイズは1クラス上

WR-Vはロッキー/ライズの代替となるのか?

 とんでもない不正によって全車の生産・出荷が止まったダイハツ。その余波は多岐に及ぶが、コンパクトSUVのロッキー(兄弟車のトヨタ・ライズとSUBARUレックスを含む)については、購入を検討していたユーザーも多いはず。

 そんな渦中の中(狙ったわけじゃないが)登場したのが、ホンダのWR-V。インドで製造するエレベートを日本向けにアレンジした「帰国子女グルマ」だが、「ロッキー/ライズ/レックスが買えんならこっちを検討してみるか」というユーザーも、これまた多いのではなかろうか。

 そこで具体的に、ホンダWR-Vとロッキー/ライズ/レックスはどこが似ていてどこが違うのかを調べてみた。

 外観を見る限り、WR-Vはスクエアな作りが頼もしく、この点はロッキー/ライズ/レックスと似ている。

 とはいえボディサイズを見てみると、WR-Vが一回り大きいことが分かる。スリーサイズを比較すると以下の通りだ。

・ロッキー:全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm
・WR-V:全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mm

 WR-Vのボディサイズはホンダ ヴェゼルとほぼ同等で、全長と全幅はヤリスクロスやキックス、CX-3よりもわずかに大きい。車庫のサイズが限られるという人は、この点を頭に入れる必要があるだろう。

■動力性能的にはイーブンだが燃費に違いが……

WR-Vのエンジンは1.5Lのi-VTEC自然吸気4気筒のみ

 続いてはエンジンや駆動方式。WR-Vは、今後ハイブリッドなどが追加される可能性はあるものの、現在はi-VTECを組み合わせた自然吸気1.5Lガソリンエンジンのみ。出力とトルクは118ps/14.5kgmで、組み合わされるトランスミッションはCVT、駆動方式もFFだけとなる。

 対するロッキーはどうか。こちらはFFと4WDでエンジンが異なる。

 まずFFは、1.2L自然吸気ガソリン仕様(CVT)と、そのエンジンを発電機として使うシリーズハイブリッド仕様(モーター駆動)をラインナップする。出力とトルクはガソリンが87ps/11.5kgm、ハイブリッドは106ps/17.3kgmだ。

 いっぽう4WDが積むのは、1L3気筒のガソリンターボ。トランスミッションはCVTで、出力とトルクは98ps/14.3kgmとなる。

 出力&トルクから見る限り、WR-Vもロッキーも動力性能的な差は少ないと思える。排気量が大きい分、WR-Vのほうが走りにゆとりがあるだろうが、引き換えで気になるのが燃費だ。

 WR-Vは1.5Lガソリンというオーソドックスな作りのため、WLTCモードも「X」グレードで16.4km/Lと凡庸。

 対するロッキーはFFガソリンでも20.7km/L、ハイブリッドにいたっては28.0km/Lという燃費を誇る。走行距離が多く燃料代を重視するというユーザーにとっては、判断が分かれるところだ。

 安全装備や運転支援機能はどうだろう。こちらについてはロッキーがスマートアシスト、WR-Vがホンダセンシングを備えており、どちらも基本は満たしている。

 ただし全車速追従ACCやレーンキープアシストなどについては、WR-Vが全車標準なのに対し、ロッキーは最上位のプレミアムG/プレミアムG HEVだけの装備となる点が異なっている。

[articlelink]

■ロッキーのハイブリッド狙いだったならWR-Vは射程圏内

ロッキー/ライズに対して1クラス上のサイズ感を持つWR-V

 これまでの比較から、WR-Vとロッキーは、普段使いの動力性能には違いはないものの、ボディサイズと燃費に違いがあることがわかった。

 では最後に価格だ。単純な価格帯比較では、両車はこうなる。

・ロッキー:167万7000円~235万7000円
・WR-V:209万8800円~248万9300円

 ロッキーの廉価モデルはFFのガソリン仕様だが、この「安めのロッキー」を狙っていたという人にとっては、WR-Vはやや予算オーバーな感がある。

 いっぽうロッキーの4WDターボ(195万4800円~)やハイブリッド(212万6000円~)を狙っていた人は、WR-Vの価格が意外と近いことが分かるはずだ(ちなみにナビ関係は両車とも全グレードオプション扱い)。

 駆動方式や燃費性能には違いがあるものの、前述したとおりWR-Vは1クラス上の車格感を持ち、車内寸法やラゲッジ容量、静粛性などでメリットがある。その点に引かれる人は代替案としてのWR-Vは大いにありといえそうだ。

 WR-Vの発売は2024年3月22日。気になる人は早めにディーラーへGO!

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みんなのコメント

41件
  • kaz********
    また自称モータージャーナリストの方々が価格設定度外視した不平不満をお漏らしになられるんだろうな。
  • CHI********
    どうしても、ダイハツと結びつけたがるのね…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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