2008年8月
■2008年8月
2004年に登場したV50はダイナミックなフォルムと、アクティブなライフスタイルを支える機能性や機動性が特徴のスポーツ・エステートだ。外観は曲線的なルーフラインと鋭角なテールの組み合わせが特徴的。垂直に切り立つ伝統のフロント・グリルも継承されている。全幅を50mm広げたことや、ねじれ剛性が34%向上したことで、走行安定性、操作性が向上した。独自のフロント構造により最上級車であるS80並みの安全性を確保した。フリーフローティング・センタースタックと呼ばれるユニークなインテリアデザインは、北欧らしさを表現したもの。リアシートは6:4分割可倒式。垂直なテールゲート、四角い開口部などにより、楽な積み降ろしが可能だ。ラゲッジカバーやセーフティネットなども採用される。エンジンは全車直列5気筒DOHC。出力の異なる2.4リッターNAが2種類と、2.5リッターターボ。マニュアル操作が可能な5速ATとの組み合わされる。2006年モデルではT-5/T-5AWD用のエンジンが平成17年排出ガス基準75%低減の認定を受けた。全車にルーフレールを標準装備し、T-5/T-5AWDには自動防眩惑機能付きルームミラーが標準装備されるなど装備も充実化された。2006年10月には改良が行われ、自動防眩機能付きルームミラーやレインセンサー、フォグランプが採用された。2007年9月には前後のデザインを変更し、内装の仕様を大幅にグレードアップした2008年モデルが新しい車種体系で登場した。