2024年9月
■2024年9月
ボルボ・カー・ジャパンは、コンパクトSUVの電気自動車(EV)「XC40リチャージ」の名称を「EX40」に変更するとともに特別仕様車「ウルトラ シングルモーター ブラックエディション」を設定して、2024年9月11日に発売した。
今回の名称変更は、ボルボのEV戦略の変更でRechargeの商品名が廃止されたことに伴うもの。車名の変更にあわせて、「Ultimate(アルティメット)」という上級グレード名も新たに「Ultra(ウルトラ)」へと変更されている。ラインナップも見直され、「ウルトラ」にはかつて存在したツインモーターのAWDモデルを再導入した。今回の再導入に際して駆動システムが一新されており、リアには最高出力190kW(258PS)、最大トルク420Nmの電動モーター、フロントには最高出力110kW(150PS)、最大トルク252Nmの誘導モーターを搭載。WLTCモードの一充電走行距離は560km、同電力消費率は161Wh/kmで、2023年モデル比で約16%の航続距離伸長を果たしたという。
エクステリアには、専用アルミニウム・フロントスカッフプレートを採用したほか、テールゲート左側にEX40バッジを装着。ボディカラーには、「サンドデューン」を追加設定した。
また、今回の名称変更を機に設定された特別仕様車「ウルトラ シングルモーター ブラックエディション」は、名前の通りブラックカラーをテーマにしたモデルだ。グロッシーブラックのアイアンマーク&ダイアゴナルバー(フロント)やリアバッジ、20インチアルミホイールなどを特別装備している。ボディカラーは、「オニキスブラックメタリック」の単一設定。
なお、「EX40」はオンラインのみの販売となる。