VOLVOオーナーの方にお聞きします。 ボルボってドイツ御三家に比べたら乗っている人は少ないしラインナップも少ないですが、コアなファンが多いというか好きな人はボルボを乗り換え続けてる印

Question

象があります。
走りというか運転する楽しさとかで買う車ではないと良く聞きますが、ボルボ好きの方にボルボの魅力を教えて頂きたいです。

Answer 1

2020年までに、(つまり今年中に？)ボルボ車での死亡及び重傷者事故を0にすると宣言しているのが、ボルボです。また、2025年までには、ボルボが販売する半数を電動化された自動車にすると謳っています。つまり、現在のボルボは、ハイテクを活用した安全な車を目指していると言えます。

かつてのボルボは、頑丈さを売りにしていました。1980年代に、日本のCMでは、ボルボ車を崖から落として、その丈夫さをアピールしていました。3点式シートベルトも、サイドエアバックやカーテン式エアバッグを開発し、特許を取らずに技術を提供して自動車社会の安全性の向上に寄与してきました。

その下にあるのは、スウェーデンの自動車会社であるということです。極寒の地は、路面が滑りやすく、事故が起こりがちです。また、ヘラジカといった巨大動物が飛び出してきて事故に遭遇します。そういった環境下で事故を減らし、事故にあっても人命を守る車作りをしてきました。事故が起こると、調査隊を派遣して、莫大なデータを取りました。衝突安全実験では、女性用や子供用ダミーも作り、実験を繰り返しました。

日本では、スバルのアイサイトが自動ブレーキの先駆けのように思われていますが、それを国交省に認めさせたのは、ボルボの外圧です。ボルボはカメラ、レーダー、赤外線を活用した自動ブレーキを開発していました。人用エアバッグもスバルよりも2年も早く開発販売していました。

欧州のディーゼルが怪しいと分かれば、日本のデンソーの技術を取り入れてディーゼル車を開発しました。また、ディーゼルはやはり環境に悪いと判断すると、ディーゼルをやめ、電動化に素早く移行しました。これは、すべて、環境と安全を最重要視するスウェーデンの自動車会社だからできた取り組みと言えます。

なお、ボルボは、けっして高級車のメーカーではありません。バスやダンプカーも製造しているメーカーです。日本で言えば、いすゞみたいな感じでしょうか。いすゞは乗用車から撤退してしまいましたが、ボルボは、フォード傘下になったり、中国資本傘下になることで生き延びています。2年連続でCOTYを受賞できたのも、莫大な資本がある中国資本というのが大きいです。

最後に、欠点を少し。燃費は良くありません。安全を最重要視すると車体が重くなります。ハイオクガソリンで燃費が悪いため燃油代がかかります。また、オイル交換や、整備点検、車検などでも費用はかかります。この辺はドイツ車よりもかかることを覚悟してください。

かつてのボルボは、手袋をしたままでもインパネを見ずに操作ができるようにと、スイッチ類は大きく分かりやすく設計されていました。それが、古臭いデザインと言われてきましたが、最近はハイテク技術をどんどん取り入れています。(それが個人的には残念ですが。)それでも、ボルボは、世界最高の安全な車を目指して車作りをしているメーカーであることに変わりはありません。そんな車作りに共感した人たちがオーナーになってきたのがボルボというクルマです。そして、いつの時代であっても、安全運転をするドライバーが運転する車こそ、最も安全な車であると言えると思います。

質問者からのお礼コメント

詳細な回答どうもありがとうございました。

Answer 2

安全性を考えると明らかにボルボが世界一だから、それしか選択肢が無いんでしょう


ボルボ安全性(安全試験結果、予防安全、衝突安、事故画像まとめ)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2864920/blog/40575700/

Answer 3

ボルボオーナーじゃ無いですが、知り合いの方は何より安全性を第一にボルボだったようです。橋から落ちてかすり傷で済んだらしく。それ以来ずっとボルボ。
三点式シートベルトを開発したのもボルボらしいですし、時速100kmでひっくり返ってもかすり傷って本当か？話を盛ってるのか？分かりませんがそう言う勢いの売り込みでした。
ディーラーでドアの内部や天井の内部を展示してましたし、おそらく使ってる鉄パイプとか骨格とか鉄材が違うんだってアピールだと思うんですが。

Answer 4

ボロボって言われている。