ボルボ 940 エステート (ワゴン) 「２０万キロ堪能、次は国産にするでしょう。...」のユーザーレビュー

２０万キロ堪能、次は国産にするでしょう。...

2006.3.13

総評

２０万キロ堪能、次は国産にするでしょう。
見えないところに驚くほどお金を掛けてある車だと思います。
一例としてバンパーは外側こそ安っぽいプラスチックですが、中身はジュラルミンの骨材を２本のガスダンパーで支えている、本当の意味での衝撃吸収バンパーになっており、よく「追突されて相手は酷く潰れたがボルボはなんとも無かった！」と言われるのもこのバンパーが衝撃を吸収し、何事も無かったかのように復元しているからだと思います。
見えない所にお金をかけているが理解されず、割高だとか言われがちなのがボルボブランドの悩みなんでしょうね。
まあでも、部品の値段の高さや進歩の無さ、サービス体制が年々悪化する現実を見てきた今となっては「次もボルボを！」という気にはなれないのが現実です。
当面は今の９４０を乗り続けるつもりですが、次は味気なかったとしても日本車を買うことになると思います。

満足している点

新車から１３年、走行２０万キロを超えた記念に投稿しました。
この車の広くて使いやすいラゲッジはいまだに他に代わるものが無く、気が付いたら２０万キロ付き合ってしまっていました。
また、ここまで乗ってきて驚かされたのはボディーの防錆能力の高さでしょうか？
雪国在住ですので冬場は塩化カルシウムを盛大に撒かれているはずなのですが錆一つ無いのに驚かされました。
パワーもありませんし、乗り味も贔屓目に見ても「朴訥」としか書けない車ではありますが、乗り込んだときに感じる安心感と落ち着く感触はいまだに変わらず、高価でしたがよい買い物だったと思っています。

不満な点

基本的には頑丈な車ではありますが、細かいトラブルは多数発生。
特に水回りは弱く、チビチビとした冷却水の滲み漏れは部品交換を繰り返しても収まりませんし、ファンベルト等の耐久力も今ひとつ、ゴム関連が弱いのでしょうが、長い年月経っているのに一向に改善・改良されないのには憤りを感じます。
あと、部品が無意味に高価ですね。
それと、ここまで年月・距離乗るとディーラーの整備も期待薄で、「この車を知っているメカがもう居ないので判らない」と真顔で言われたのにはあきれ果てました。
コマーシャルでは長く乗れる事を強調しておきながらあまりにお粗末と思います。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験