トヨタ ウィンダム 「北米向けの車なので、日本人の感性からはや...」のユーザーレビュー

北米向けの車なので、日本人の感性からはや...

2001.10.18

総評

北米向けの車なので、日本人の感性からはやや離れているものの、
先代からの正常進化をうまく成し遂げられていると思う。

走行性能は、静かの一言につきるが、ステアリングレスポンス、ショッ
クの減衰力をもう少し煮え埋めた方が良いのではないか。
メーターパネル、シフトゲージなどをスポーティーな方向に振る一方、
走行性能はそれに見合う物がないので、この車の方向性がアンバラ
ンスな印象が残る。

インテリアは、装備・操作性はほぼ申し分ないのだが、見た目に関し
て木目調パネルは頂けない。特にオプションであるセンター付近の
パネルは、パネルアッセンブリーの交換では無く、貼り付けタイプなの
で盛り上がり段差が気になる。
ＴＣＳのスイッチはハンドル付け根、左下方に有るが、滅多にいじる物
ではないのでこの場所でも良いかもしれないが、せっかくの装備なの
だから、シフトゲージ付近に設置した方が日本人のこんな装備がつい
ているんだぞ！と誇示したがる性格には良いと思うのだが・・・、輸出
使用と日本仕様とは運転席位置の違い以外、区別が無いと言うのだ
から仕方の無いことか。

満足している点

エアコンの温度調整が左右独立しているのは良い。

走行時の風切り音、ロードノイズが押さえられている。
（新型セルシオとまでは行かないが、先代セルシオに近い）

不満な点

サスペンションが柔らか過ぎる。
ＴＥＭＳをスポーツ側に振っても、ゴツゴツ感がでるだけで不自然。

ステアリングのインフォメーションが悪い。

コストダウンが、エクステリア、インテリア共に顕著である。

エンジンノイズをもう少し押さえて欲しい。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験