トヨタ ライトエースノア 「2000年式ライトエースノアGメモリアルエディション感想文」のユーザーレビュー

ノイマイヤー ノイマイヤーさん

トヨタ ライトエースノア

グレード:G_スペーシャスルーフ(AT_2.0_8人乗) 1996年式

乗車形式:家族所有

評価

4

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

2000年式ライトエースノアGメモリアルエディション感想文

2017.12.30

総評
2021年9月
「免許取得後、初めて親を乗せた車」から改題
ライトエースノアGメモリアルエディションは
親が2000年7月に購入した車だ。



当時はカローラ店がタウンエースノア、
ネッツ店がライトエースノアを取り扱っていたが、
私がFrバンパー意匠のフレンドリーさからライトエースを選択。
グレードは兼ねてから装備が魅力的に映っていた
特別仕様車Gメモリアルエディションを狙った。

初代バネットセレナFGと較べて実にトヨタらしく
枯れた技術を安く使って車を走らせながら
充実かつ豊富なアクセサリーで目を眩ませる。
当時としては実にいいチョイスだった。

我が家としては初めてのバックモニターつきカーナビに感動。
他にもティンテッドガラス、プライバシーガラス、フルトリム、
スライドドアのパワーウィンドゥ、用品カーテン、本革巻きステアリング、
時間調整間欠式ミストつきワイパー、電格ドアミラー、
マルチリフレクターヘッドライトなど、
装備・アクセサリーの豊富さは大変満足していた。



上でも書いたがメカニズムはレイアウト以外はうまく
ワンボックス時代の部品や他車の部品を流用している。
懸架系や燃料系はワンボックス時代の流用品が多いのでは無いか。
商用車系とうまく共存しようとしていた時代のミニバンだった。

基本的に純正を維持していたがホイールカバーだけは
家族がガリガリにしてしまうことを懸念して
タダでもらったbBの純正ホイールカバーをつけていた。
意外と似合っていてお気に入りだった。

親の車だったし、免許も無かったので
親の運転でスーパーへの買い物やレジャーに付き添った。
その後、免許を取り初めて運転した家の車
という記念すべき車でもある。
仮免許練習中は張り紙をして近所を走り回ったり、
若葉マークを貼って夜の清滝峠に行ったのはいい思い出だった。
タイヤローテーションやエアクリ、プラグ、オイル交換にも挑戦し、
車を学ぶ上での良い教材にもなってくれた。

2007年にRG型ステップWGNに買い換えるまで7万kmほど乗ったはずだ。

当時は石を投げればノアに当たるといえるほど街にノアが溢れかえっていた。
帰省で高速道路を走ればノア・ノア・ノア。
今はもう廃車になったり輸出されたりでめっきり数が減ったものの、街で同型車を見かけると
家族で色んな所へ出かけた思い出が甦って懐かしさを感じる。

そんな理由から、前期好きの私としては珍しく後期型の方が好みなのだ。
満足している点
1.豊富な装備類
2.積載性の良さ
3.信頼性の高さ
4.後輪駆動の走り
5.エンジンをかけたときの音
不満な点
1.街乗りの燃費
2.乗り心地のバタつき
3.二列目席足元スペース
4.ジャッキと工具袋が収納しにくい
5ブレーキジャダーが3万キロ毎に発生する
デザイン

-

走行性能

-



動力性能で1.6Lのセレナと較べれば
2Lのノアは大変余裕のある走りに感じた。
既に古臭さが出ていた3S-FEだが、2000~3000rpm近傍の
トルク感は十分出ていて家族と荷物を満載した名阪国道の
上り坂をグイグイ登るあたりは排気量の違いを感じた。
確か100km/hで2400rpmを指していたと思う。
高速道路の合流では全開加速をしていたが、
上まで回してもトルクの盛り上がりもなく、
4000rpm手前でシフトアップさせるのが正しい使い方だ。
高速ではフレックスロックアップのおかげで
アクセルオフ時もエンブレが良く効いた。
高速だけでもMTライクなフィーリングが味わえて気に入っていた。
変速自体はA60カリーナ用の進化版とも噂された使い古しのATゆえに
現行のようなズバッとした変速はしなかったが十分だったし、
出来の悪いCVTよりは数段マシだった。
乗り心地

-


Frマクファーソン/Rrリーフリジッドのセレナと較べると、
Frダブルウィッシュボーン/5リンクのノアは高級なメカニズムのように感じるが、
トーションバーを用いたダブルウィッシュボーンは乗り心地が堅めだった。

一般道のザラついた路面では乗り心地の悪さを感じた。
シートのアンコが分厚い分はセレナより有利だったが、
高速道路では橋の継ぎ目でドシーンとショックが来てしまう場面があった。



居住性という面での乗り心地はセレナよりもミニバンらしいと感じた。
一列目はセダンライクで悪くないが、運転席はパッケージング上の理由か
運転席の配置が車両内向きにずれているのでちょっとだけ違和感がある。
助手席だとFrホイールの張り出しが邪魔で足置き性はさほど良くないが、
セレナほど酷くないので我慢できた。
自慢のウォークスルーも出来なくても困らないが、
できるとこんなに便利なのか!と感心した。
また、角度調整可能なアームレストは長距離移動時に大変便利だった。



二列目は揺れが少なく本来は玉座のはずだが、
右側席は燃料タンクORエアコンのでっ張りが大きく足置き性に劣る。
中央席はヘッドレストが無い。
左側席はステップのせいで床が落ち込んでいるのと、スライドドアゆえに
走行中は空気が吸い出されて寒い。
意外と三列目が快適であった。
積載性

-


この頃、いわゆる子育て期真っ盛りだった両親は、
セレナの頃から自転車を積んで近所の公園へ出かけたり、
剣道を習っていた弟の送り迎えや試合の遠征にも使った。
こういう時にノアの使い勝手は大変良かった。
特に三列目のスライド機構は当時のノアの売りで、
フル乗車しながら荷室をスペースアップすることが出来た。
これは年末年始の規制の際に米や野菜を積んで帰るときも重宝した。
3列目をどう格納するかは各社が頭を悩ませているが、
個人的にはシンプルな跳ね上げ式が好みだ。
逆に最悪なのは折りたたんでRrフロアパンに落とし込むタイプだ。
シートとしての座り心地が大きくスポイルされる。
他方式だとシエンタのようなタイプは優れているように感じる。
燃費

-

高速の帰省時は12km/L程度を記録してカタログ値を凌いだが、
待ち乗りは6~7kmLと失望すべき実力だった。
特にチョイ乗りが多く坂道も多い地元での普段使いは
燃費が良くなる要素が無い。




今時のミニバンは10km/Lなんて
平気で走ってしまうらしいので技術を燃費だけに振り分けた恩恵を感じる。
価格

-

故障経験
3万km時点でFrローターが振れてしまい、
ブレーキペダルに足を載せただけで不快な振動が出た。
保証修理で直してもらったが、再び7万kmを迎える頃には
同じ振動が出てしまった。
一説によるとハブの剛性が足りずに微視的には撓んでいる事が原因らしい。
セレナのときよりも走行距離は増えたのに、致命的なトラブルは皆無だった。
その意味ではタフだったといって差し支えないだろう。

手放す直前はRrスポイラー付けのLEDハイマウントストップランプが歯抜けになっていた。
商品性では劣るがLOグレード用のバルブ式の方が優れていると今は思う。

また、両親が乗っている時に追突事故に遭いフレーム修正をした。
修理業者がバックドアを発注し間違えて
Rrアンダーミラー付きになりそうだったエピソードを思い出した。
事故の示談でもめたが、最後は事故による格落ちを認めてもらった。

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