トヨタ グランドハイエース 「良き時代の貴重な１台」のユーザーレビュー

良き時代の貴重な１台

2019.4.19

総評

燃費や設計思想は開発がバブル時代なだけあり、おおらかなもので良かったです。作りはコストがかかったしっかりしたもので、燃費とコーナリング性能を気にしない人なら満足度は高いのではないでしょうか。当時からミニバン界のクラウンとも言われてましたからね。大好きなクルマでしたので長く快調に乗るために純正以外は使わず、基本メンテナンスは当然として車検時にショックやフロントアッパーアーム、タイミングベルト、右ドアガラス枠ブッシュとPWモーター、ヘッドライトユニットなどはダメになり切る前に少しずつ予防交換していましたから、車検時の出費はちょっと掛かってていましたが、お陰で不調知らず。もう二度とこんな設計思想のクルマは作られないので、手放すのが本当に惜しかったですし寂しかったです。

満足している点

何より広々した車内空間です。後継のアルファードも狭い狭い（笑） アルファードは快適な乗用車的着座に寄せたことと、やたら長いダッシュボードの為に乗員スペースが犠牲に。三列目の後ろに荷物スペースはないですよね？しかしこのクルマは商用バンの名残りがあり乗員を立たせる様に座らせる時代なので三列が余裕で座っても、三列目後ろに荷物スペースがちゃんと確保できる乗員スペースがありました。 大きいことは良いことだ、大は小を兼ねるってのを地でいく大きく重い車体を単純に大きなエンジンを使って快適に走らせると言うシンプルさが良かったです。
4WDは雪道でも安定して頼もしかったです。

不満な点

・燃費(市街地4.5、郊外や高速で6〜8)
・曲がらない
不満としましたが、納得していたので気にしていませんでさした。曲がりにくいですが、教習所で習った通りにコーナー手前で十分に減速しゆっくりハンドルを切り込み、コーナー途中ではアクセルオフでもオンでもなく、ニュートラルなアクセル開度を維持、コーナーの出口が見えたら丁寧にアクセルを踏んで行く…って模範的な運転をすればちゃんと曲がって行きます。雑にハンドル操作だけしてたら、まぁ〜曲がりません。

デザイン

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走行性能

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2000年6月から今年2019年の3月まで18年9カ月乗りました。

スペック的には3.4Ｌで29kgm強のトルクは今となっては
平凡ですが、それでも6人乗っても不満ない走りを披露してくれていました。

乗り心地

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まったり柔らか目。想像するに大きなクルザーに乗ってるイメージです。静かなクルマでしたよ。

積載性

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8人乗りは2列目3列目が畳んで前にスライドさせるタイプで、
頑張ってもスペースが広大とまでは行かなかったです。
決して小さいわけでもないです。

燃費

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町なか4.5〜5.0
遠出、高速で6〜8程度

価格

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故障経験

なしっ