車の駐車場の縁石(タイヤ止め)の高さって現代は低くするべきじゃありませんか？ 例えばですが、昔の90年代初頭辺りの車ってセダンでも最低地上高が高いですよね。

Question

今見るとボディが凄く薄っぺらく見えます。
マーチ等の小型車ももちろん、昔のエスティマ等のワゴン車も高いです。

例えば混雑した駐車場で駐車スペースが１つ空いてて、前から曲がってきた車と詰まったりした時にバックで入れるのは前にも後ろにも大迷惑になるなので、そこに駐車するには止むを得ず前から突っ込む事があります。


自分は軽なので前から突っ込んでも縁石にバンパーが当たらない場所で止めてもボディのケツが枠からハミ出しませんが普通車だとハミだしますよね。

最近はセレナ等のミニバンでも昔のセダンより最低地上高が低いと思います。
前から突っ込んでバンパー擦ってるセレナを見ました。

こんなんじゃセダンは勿論、86等のクーペだと確実に擦りますね。


そもそも何故現代の車って最低地上高が低く、オマケにタイヤの前に風を整流するような黒いプラスチックが付いてたりするのでしょうか？

一番謎なのは、何故フロントだけ極端に低いのか？です。
日本はバック駐車が当たり前みたいになってますが、アメリカやその他外国では前向き駐車は当たり前ですよね。

厄介なのは、立体駐車場で逆走防止の為か、斜め向きに頭から停める駐車場があるのですが、特にカムリみたいな長いセダンがフロントバンパーが縁石に当たらない様に停めてる事が多いのでカムリのボディ後ろの出っ張りが駐車場内の通路の邪魔になってます。



コインパーキングみたいに四角い鉄で出来た簡易的な車止めは高さが低いので良いですが、コンクリート製で半三角形になってて天面に黄色い反射版が付いてる車止めは高さがあるので嫌いです。

今の車って例えば走行時に道路の真ん中にある猫等の亡骸をタイヤの間で跨いでもバンパー当たりませんか？
それ程に低く感じます。

Answer 1

確かにフロント側が低い為前進で止まるより 必ずバックで止めると車体当たる事もなく止める事ができます

Answer 2

うちのカムリ号はフロントは当然として、バックで止めても擦る所あるんだけど...。
純正車高での話し。

車止めを低くってのには賛同。

Answer 3

燃費は今日の車での最重要項目。空気抵抗は燃費に響くので、最近の車はスポーツカーに限らず大衆車も空気抵抗を減らすべくデザインした結果、車体下に巻き込む空気の量を減らすべくフロントのスポイラーと路面との間隔は詰められている。
一方で車体下の空気は積極的に抜いた方がよいので、リヤは車体下の空気を積極的に抜くデザインになっているため車高は比較的高い。
このデザインのおかげで空気抵抗だけでなく空力特性も改善されて、昔の車では当たり前のように生じていたフロントのリフトも減った。昔の車はスーパーカーでさえもそうなっていなかったので、イオタは230km/hでフロントが浮いて大事故に、実質の最高速260km/hのカウンタックには不格好なフロントウィングがオプションで用意された(映画：キャノンボールにフロントウィング付が登場)。2000年頃までの大衆車も120～130km/hでフロント荷重が減ってステアリングが軽くなるものばかりだった。

一方で車止めには今時の大衆車のバンパーの高さを超えるものも多く、前向き駐車をする時は車止めには注意しないといけない。ましてや今の車、ちょっとぶつけたり引っかけたりするだけでバンパーがもげるので尚更。
とはいえ車止め本来の目的は車止めを乗り越えようとする車をなるべく阻止すること。車止めを低くすると車止め本来の目的を果たさなくなるので悩ましいところ。

かつてほど路上に死体は見かけなくなったが、今のバンパーの高さだと、猫は微妙だが犬や狸には間違いなく引っかかるのも悩ましいところ。


ちなみに自分はジムニーに乗っているのでそんな悩みとは無縁。

Answer 4

以前より車高が低くなった要因は、道路にあるのではないでしょうか。
ほとんどが舗装路面になったため、以前のような最低地上高は必要なくなりました。

前後の高さの差は空力的な問題と思われます。
今は、燃費向上を考慮して空力についても細かなデザインが行われてます。
風圧を受ける全面はできるだけ広い面積で整流したい。
車体下部を流れる空気はできるだけきれいに後方に流したい。
特に、大きなリアバンパーは走行中の空気を袋状に受け止めますから(パラシュート効果)、大きな抵抗になります。

確かにコンクリート製の車止めは高いですよね。
これについても製造しているところではいろんな検討をされているでしょうから、乗り越えやすさや形状、耐久性を考えて今の形状になっているものと思われます。