トヨタ クラウンアスリート ハイブリッド 「新緑の試乗会2」のユーザーレビュー

新緑の試乗会2

2016.5.3

総評

トータルパッケージとして非常に優秀だと思いますな。日本国内の高級クラスフラッグシップの名に恥じないものだと思う。国産で日本でしか乗れない、日本だからわかる高級車である。

満足している点

トータルパッケージは非常に良くできていると思います。
日本の交通事情に則したクルマ作りをしっかりしているのでしょう。

同じ車格、もしくはそれ以上のクラスで考えてもこれだけ感覚がつかみ易いのはありがたい。
年配になって車両感覚に自信がなくてもセンサーやバックカメラに頼ることなく扱えるのではないかと思う。

不満な点

やはりCVTがつまらない。
効率を考えればCVTなんでしょうがドライビングに対する欲求を無くさせます。
スポーツ性ならAT6速が欲しいところです。
基本的な走行性に特別不満はありません。

デザイン面でいえば外観はフェイスリフト後の方が若干落ち着きがでていいと思います。
基本的に威喝すぎかなーと思うので。

内装は全体的にはいいと思いますが、とにかくあのガコガコシフトレバーをやめて欲しいです。シフトレバーブーツもつけて欲しいですな。あれをつけるだけで一気に高級感が4割増しです。

デザイン

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走行性能

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仕事の遠距離出張時に使用して、トータルで約1500kmほど走った感想。

取り回しは同格の車種に比べ、車格がつかみ易い分良好。小道でも気を使うことなく入れます。
コーナーでもいい意味で柔らかく、同格の3シリやCクラスと比較しても安定感が近しい。

動力性能は車格に対して十分。2.0〜3.0Lクラスのスポーツセダンという味付け。低中速域の立ち上がりも良く、ツアラーよりのハイブリです。パーシャルからの加速性も良好です。
高速道での動力性に限るとBMWの2.5L以上もしくはMBの3.0L以上にはとどかないとは思いますが。

制動力の基本性能もわかりやすくコントロール性もいいです。

スイッチ類もある程度簡素化されているのでわかり易い。シフトレバーから指先を伸ばすだけでハザードスイッチに届く配置は日本での使用方法を把握してる証拠みたいな気がします。

乗り心地

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とりあえず乗りやすい高級車です。
歴代のクラウンも総じて乗りやすいと聞いたことがありますが、この型式も例外なく当てはまるでしょう。

国内の道路事情を良く研究してるパッケージング、とでもいいますかね。

シートはほど良い固さと保持性をもたせてあり、長時間でも疲れにくいです。調整幅も広く、お尻からの情報伝達も良い。アイポイントは視界も広がり、先代と比べても良くなっています。

高速では十分なツアラーの性能を持ち、ロードノイズや風切り音も気になることはなく良好。
足回りも程良い硬さで疲れませんな。

積載性

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先代と特に変わらないと思います。
ゴルフバックも普通に乗せられますのでいいんじゃないかと。

燃費

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高速道、一般道併用での平均燃費はメーター表示でノーマルモードは17.8km/Lが最高。エコモードで18.5km/Lといったところでしょうか。やはり高速で燃費が若干落ちます。

どれもそうですが結局、走り方次第でなんとでも変わるので。

価格

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故障経験

マイナートラブルとして車間距離センサーが壊れ、早速交換しました。