新型86初試乗しました。
話題のトヨタ『86』に試験。スバルさん、いい仕事しましたね!?
自身の運転で2周、トヨタのドライバーさんの運転で1周。メガW
2011.12.2
- 総評
- 新型86初試乗しました。
話題のトヨタ『86』に試験。スバルさん、いい仕事しましたね!?
自身の運転で2周、トヨタのドライバーさんの運転で1周。メガWebの周回コースは1キロくらいでしょうか。走行を体験させてもらってきました。試乗車4台の内M/Tが3台とA/T車1台が用意されたのですが、M/Tの希望者が圧倒的に多く私はAT車に。
ちょうど最新の欧州車にみられるシフト・ブーツ付のATセレクト・レバー。球形のノブですのでマニュアルと錯覚しそうです。ゲートの刻みがはっきりと判るプレートからレバーが生えている方がいいのかも…などとチラッと思ったりもしました。
シートのポジションは本当に低い位置にありますが、かといってダッシュボードが絶壁のように切り立っておらず圧迫感はありません。フロント・フェンダーの峰が視界に入るので1700mmを超える全幅が気にならず、その意味での運転のし易さはあると思います。
室内へのエンジン音の進入は程ほどに抑えられているようですし、以前の水平対抗エンジン独特の“ゴボゴボ”音はいまは過去のもの?
自分の運転時は急加速も遠慮気味にしましたが、軽快にスピードが乗って行く感じでした。操舵の感触、コーナリング時、それから特に制動時のフィーリングはガッシリ感というのでしょうか、良かったですね。乗り心地はもちろん固めなのでしょうけれど、不快な硬さといったものではありません。それは助手席に乗っての印象も同様でした。
係りの方の走行時には、フルスロットルで加速、80~90?それ以上かも、の速度での車線変更、やはりNAエンジンとはいえ、200PSのスポーツ・エンジンとしてピックアップのよさなど実感できました。最新のマツダのRSには乗ったことないのですが、現行の国産車の中では相当に気持ちを昂ぶらせてくれるエンジンかも知れませんね。
スポーツしてるエンジンていうの、このところの国産車ではないですものね…。今日試乗したモデルは、ほぼ市販されるモデルと同じと考えていいのでしょうね。ボディ組み立ての精度をより向上させるとかをクリアして来年春には市販されることに。2012年期待の大型新人ですね。
デートカーではなく、スポーツ・カーという呼び方をしてあげていい感じの4座クーペでした。
あ~6速マニュアルにも載ってみたかったぁ~!!
- 満足している点
- ☆企画&デザイン⇒TOYOTA。 設計&実験・生産⇒SUBARU。いい成果を見せそうな仕上がりかと思いました。
☆低重心というのが、特徴のひとつに挙げられていますが、それも効いているのでしょう。安定感のある走りっぷりです。急な車線変更での揺り返しなど極小。低いシートポジションとの相乗効果もあるかも知れませんね。
☆気持ち固めの乗り心地ですが、ゴツゴツ感はないです。
☆ATのモタツキ感はほとんど感じられず、これは多段(6速)ということもあるのでしょうか?ロックアップを上手に効かせる技術が進んだ恩恵もありますでしょうか?マツダのSKYACTIVのATも優れもののようですが。いずれにしてもATが遅いなんていうのはもう過去の話しのようです。
☆SEXYなフロント・フェンダーの峰がいい感じ??視界に入るので車幅感覚の掴みやすさにも貢献している気がします。
- 不満な点
- ★ダッシュ回りの質感は、もう少し頑張れたらと思いますが、クルマの性格からしてたぶんあんなものでいいのでしょうね。ありきたりな方法ですがメーターリングにクロムメッキをあしらったりするだけで雰囲気ががらっと変わると思います。
★リアスポイラー、どうなんでしょうか、大きさや高さデザインなど。OPでしょうから、自分だったら要らないな。
★これは短所とかではまったくないんですよ。日本の自動車のリーディング・カンパニーとして、若い方たちにも買えるよう、自動車本体以外の購入時また保有時の税負担を軽減させる手立てを国に働きかけてくださいな。そうじゃないと現実問題としてクルマが欲しくても購入をあきらめざるを得ないという、そんな深刻な状況に陥ると思いますよ。いくら魅力的な商品を投入できてもね。
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