L880KコペンのＦロアアームブッシュを交換したのですが、左側ロアアームの内側ボルトを締め付け中に固定ナットのネジ山が壊れ、空回りするようになってしまいました。

Question

ナットはM10の四角ナットでフレームの中にガッチリ溶接されているためタガネで叩いても外れず、フレームが曲がって行くので金のこを使ってみましたが、こちらも歯がたちません。

そこで、四角ナットの先にM10ナットを追加し締めてみましたが、２山くらいしか噛まないので既定トルクに達せずネジ山が壊れます。

残りはインサートですが、元々が袋ナット用のためこのような貫通ナットに適しているか解りません。

このような場合の解決法が分かれば教えてください。

Answer 1

ｻﾝﾄﾞﾋﾞｯｸなどのバイメタルと表示のある金ノコなら切れるはずですよ。溶接部分はヤキが入ってるからナカナカに硬い。
それが入手できないのならそこに入るダイヤモンドやすりでシコシコと切り込んである程度切れたらタガネを打ち込めば傾くのでグリグリ動かせばとれる。
それと使うボルトは新品ですか。穴がなめても新品ボルトなら食いつくこともある。鉄火場テクニックとして他車の同じ径でちょっと長いボルトを探して先端を切り捨てるとネジが先端まで使えるから追加ナットが使えることもある。使うボルトは同じような部分に使っているボルトにしないといけない。ホームセンターのボルトはナマクラだから絶対に使っちゃダメよ。コペンの足回りでちょっと長い同径ボルトがあればそれをとりよせて加工して使うのが一番いい。

Answer 2

そうやって困ってしまう人が出てくるので、普通はナット側をボルトより強くなるように設計します。もっと言えば強度部材はナットを締め付けるが原則です。組み立てを容易にするコストダウン設計の弊害ですね。
ナットはタガネでは無理だと思います。サンダーかリューターで削り込まれてはどうでしょうか。