トヨタ コペン のみんなの質問

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なぜ軽自動車のターボエンジンは各社64PSで統一されているのに、自然吸気の方はホンダだけが突出して高馬力を出しているのでしょうか?技術力の差なんでしょうか?

それとも、自然吸気にクラス軽にそんな馬力いらんだろうという他社の考え方の違いなんでしょうか?やろうと思えば各社ホンダに追随することなど容易くできますか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

先ず、軽自動車のターボエンジンで64馬力以上のパワーを出さないのは、財務省が軽自動車の優遇税制廃止を言い出させない為の配慮です。

例えば、トヨタ・ヤリスに採用されているエンジンの1KR-FEのスペックを見ると
最高出力:51kW(69PS)/6,000rpm
最大トルク:92N・m(9.4kgf・m)/4,400rpm

ですよね。
同じトヨタグループのダイハツがコペンに搭載しているターボエンジンのKF-VETのスペックを見ると
最高出力:47kW(64PS)/6,400rpm
最大トルク:92N・m(9.4kgf・m)/3,200rpm

という事で、最高出力で5馬力程劣りますが、最大トルクは同じでより低い回転数からトルクがあるので使った実感は、KF-VETの方が扱いやすく感じる筈です。
なので、これ以上馬力を出すと、「リッターカーとの違いが車体サイズだけなのに、現状の税制は不公平ですから、軽自動車をリッターカー並みに増税しましょう。」言い出す事が判っているためです。

自然吸気エンジンなら、馬力的にはリッターカー並みに成っても、最大トルクでは65%位しか出ないので、リッターカーよりも劣っていますのでと言えますからね。

次に、自然吸気エンジンでホンダが馬力で突出している点は、エンジンの特性を比較した場合。

ホンダ:S07B
内径×行程:60.0mm×77.6mm
最高出力:43kW(58 PS)/7,300rpm
最大トルク:65N·m(6.6 kgf·m)/4,800rpm

スズキ:R06A
内径×行程:64.0mm×68.2mm
最高出力:40kW(54 PS)/6,500rpm
最大トルク:63N·m(6.4 kgf·m)/4,000rpm

ダイハツ:KF-VE5
内径×行程:63.0mm×70.4mm
最高出力:38kW(52 ps)/6,900rpm
最大トルク:60N·m(6.1 kgf·m)/3,600rpm

という事で、ピークではホンダの方がどちらも上回っていますが、ピークとなる回転数も400~1200回転高くなっています。
この違いは、ロングストロークでもホンダが高回転までパワーを出せると言う事です、実用回転域と言える1,000~3,000では殆ど変わらない可能性が十分にあります。
また、燃費と言う観点言うとロングストロークも高回転型も不利ですので、スズキやダイハツは実用域での性能と燃費を優先した結果と言う事も考えられます。

質問者からのお礼コメント

2024.3.7 09:11

ありがとうございました。

その他の回答 (12件)

  • たやすくできるかと

  • ホンダの軽のエンジンは、ホンダF1撤退時 やらせることが無いので
    F1チームに開発させたもので 凄い技術を投入し出来たエンジンです。
    他社のNAエンジンとは、比較になりません
    他社がハイパワーNAエンジンを作っても燃費を出せません。なので作れない
    ホンダの技術がすごいと言うことです。

  • 64馬力に自主規制と云う規制が、かかっているからターボは横並び。
    64馬力迄なら自由だから、ノーマルアスピレーションは、バラバラなだけ。

    HONDA以外は、売れるから燃費重視。

  • ターボ・NA問わず最高出力64PSとなってます。

    ホンダのNAエンジンはi-VTECにて高回転まで回せるエンジンにする事で58PS出しています。

    ホンダ以外は最高出力回転数が6200-6400回転で52PSですが、ホンダのエンジンは7300回展で58PS出しています。

    技術力の差と言うかエンジンにコスト掛けて作っています。


    ただホンダのNAエンジンはVTECの関係で最高出力は高いけど、4000-5000回転辺りのバワーがロングストローク型エンジンの為に逆に出ていません!

    エンジンをぶん回せば他社のNAエンジンより速いけど、街乗りで使う回転域では速くないんです。

  • ホンダがおかしいだけ・・
    超ロングストロークエンジンは最近の車のトレンドなので珍しくもないけど、実用エンジン車用でここまでロングストロークなのに、それを高回転で最高出力を出すようにしているのは変態の領域。
    他社がロングストローク化するのは実用回転域で高いパワーが出るようにと燃焼効率を上げて燃費を良くするためなので、高回転まで回すようにしないし最高出力も回せない分落ちるのが普通。
    そのまえのS07Aエンジンを2011年に出してその6年後に新型エンジンのS07Bに総入れ替えするのも異例です。

  • 高回転・高出力型のエンジンは、ある意味時代にそぐわないとも言えます。

    →現代はほとんど使われないピークパワーを求めず、一番使う「低速域」のトルクを重視しています。

    しかも、今は変速機が「CVT主流」なので、これを生かす意味でも「高回転・高出力型」は向かない時代になっています。

    →CVTが出てから「低速トルク・ノッキング対策」が重要になり、特に各社この難しい開発に力を入れるよう進化してきました(今は高圧縮比かつ1200rpm常用が可能→冷却性能も進化)


    ゼストあたりホンダは軽でも超ショートストローク(高回転型)でしたが、今はスズキ・ダイハツに従い「ロングストローク」になってます。それでも、、、ホンダはスズキに実燃費で負けてるのが現実です。

  • 馬力なんて出そうと思えば100馬力オーバーだって可能です。
    現に600ccのバイクは120馬力出ていますし。
    それよりも、実用トルクのほうが大事なので、馬力は二の次です。

  • まず、軽自動車は業界の自主規制で64PSまでっていう決まりがあります。
    ターボ車だと簡単にこの規制値を超えちゃうので、各社規制値に縛られて横並びなだけです。
    NAは規制値に達しないので、メーカーごとに考え方や技術の違いからばらつきが出ている形ですね。

    ホンダは伝統的に高回転型エンジンが得意なので(バイクやF1の経験からなのでしょうが)軽自動車でもNAは比較的高回転よりの味付けになっていることで、最高出力が高めになっている感じですね。
    N-BOXとかは結構開発コストを掛けているらしいので、まあ力の入れ具合の違いってのもちろんあるでしょうけどね。

  • むしろ ホンダの技術力が無いからかな・・・
    馬力とは トルク×回転数ですから エンジンの良さとはあまり関係がない。
    ホンダのエンジンは良く回る・・・しかし 回さないとトルクが出ない
    馬力は高いが加速も悪く乗りにくい。
    昭和の時代は トルクと馬力は相関関係に有ったので まあ馬力で判断しても良かった。しかし今のエンジンは違います。大事なのはトルク曲線です。
    良く使う回転数 3000回転以下で 如何に大きなトルクを出すか ここが勝負ですから 低い回転数でトルクを出す開発を行います。馬力はトルク×回転数なので 低い回転数でトルクのピークを作れば 馬力は下がりますが
    その方が 運転しやすいし加速も良い車が出来上がる。
    今の時代 エンジンの良し悪しは 馬力ではなくトルク曲線です。
    海外では カタログに馬力を書くのは止めようか そんな話も出始めていますし 馬力の話を大きくカタログに書くのは止め 如何に低速トルクがデカいかをカタログに書いて自慢していますよ。

  • 馬力よりトルクだよ
    馬力ばっかりで下のトルクスカスカとか高速専用車じゃん

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