日米独で自動運転技術はどのメーカーが最先端ですか？

Question

ドイツではベンツが無人運転100km成功という記事を見ました。
アメリカではテスラが自動運転や電気自動車の分野で進んでいるとかで。
日本勢はどのくらいまで研究開発が進み実用化までどれほどなのでしょうか？
SUBARUが自動運転にかなり意欲的でアイサイトの技術は定評がありますが。
TOYOTAも意欲的だそうでして。

Answer 1

まず「自動運転」というのは、既存の技術の延長線上にあるものだということです。

オートクルーズコントロールであったり、ABSを始めとした自動ブレーキシステムであったり、アラウンドビューモニターなどのパーキングアシストも関係します。その上で、今ではアクセルはペダルとはダイレクトには繋がっていない電子制御ですし、ハンドルには電子制御パワーステアリングが付いているわけです。

これら全ての技術を統合して、精度を高めた物に過ぎません。

ここで一番難しいのが「精度を高める」ということであり、誤作動で事故が起きては絶対にあってはならないものなので、その部品の正確さが求められるのです。

これは、トヨタや日産といった自動車メーカーの問題では無く、そこに部品を収めている部品メーカー、さらに言えばその部品に使われているチップを作る電装品メーカーに、その正確さと耐久性が求められるわけです。

スマートフォンの部品は、その7割が日本メーカー製だと言われています。ムラタ製作所、TDK、太陽誘電、京セラ、ローム、アルプス電気etc

当然、googleやテスラ（googleから分かれた）といったIT関連企業が自動運転に乗り出していることからも、スマホと自動車の自動運転には制御に共通項が多く同じ部品が使われているわけです。

ただし、自動車に搭載される部品には厳しい耐久性が求められることから、これをクリア出来るのは日本メーカー以外にはほとんどいない、日本メーカー頼みということになります。

上記の各メーカー、そしてCMOSセンサーで圧倒的なシェアを持つSONYなど、自動車向け部品の設備投資に積極的です。先日、東芝のCMOSセンサー部門をSONYが買い取ったことも、こういった裏事情があるワケです。

つまりは、以上からオールジャパンが技術的には自動運転の最先端を行っている、ということになるわけです。問題は、これに日本のお役所がついて来られていないこと。

緊急自動ブレーキの義務化や流れるウィンカーなど、全てがEUに先を越されていたり、ドアミラーの廃止などでもアメリカに先を越される模様。こういう分野では、日本が先行すれば世界のスタンダードとなりイニシアチブが取れるのですけども…

質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます！
ハードウェアは日本にぶがあるわけですね。
ソフトウェアでもグーグルなどアメリカに負けないものを作れば将来の自動車業界を牛耳れる可能性もありますね。
日本がそれほど進んでいるとは知りませんでした。
ベンツが無人走行100km達成なんてニュースを見てドイツに先を越されたかと思いましたが。

Answer 2

安全性を考えなければ、エンジン、ステアリング、ブレーキどれも電子制御されていますから、どのカーメーカーでもやる気になれば自動運転は直ぐにでも出来ます。でも実用化するには、インフラ整備や車自体のフェールセーフの開発、それでも事故が起きてしまった時の対応や責任分担等多岐に渡る分野との調整や幾つも乗り越えなければならない大きな壁があり、東京オリンピックまでに実用化するという目標は、レーンを限定したり、専用道路を作るなりしての一部実用化以外は無理でしょうね。

Answer 3

日産もトヨタもベンツも既存の道路で実用化するにはオーバーライドを避けて通れない、インフラ整備が何年掛かるかの見込みさえ出ていない、車メーカーが言う実用化（皆が考える自動運転）は当分無理、唯一可能なのがグーグル方式（車を指すのでは無く実用化に向けた方式）

Answer 4

一番進んでる自動運転車をナンバー所得して公道ＴＥＳＴを行ってるのはグーグルですね。公道で追い越しまでできる技術があります。

Answer 5

日本が世界最高レベルの精度を誇ると思います。
諸外国より、交通渋滞や１車線道路があります。