トヨタ車 マークⅡ、チェイサー、クレスタのことで質問です（前回に若干繋がりあり）

Question

前回は数名の方にお答えいただきありがとうございました。
その中でわざわざトヨタにまで聞いて頂き本当に感謝してます。


では、前回の質問に若干つながりがあるのですが、（下記前回URL)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1158931806

トヨタ車のマークⅡ、チェイサー、クレスタは三姉妹（三兄弟？）と言われており、X90系のときは三台とも「ツアラー」とついておりましたが、X100系になるときにクレスタだけ「ルラーンG」というのに変更されています。
これについての理由を探しても見つからず、よくわかりません。
クレスタのみ、100系を作る際にATだから（Wikiで調べた結果、後に100系クレスタをベースにMTもできていますが）なのだろうか？とも考えたのですが中々推測の域を超えず、また資料が見つからないために解らなくなってしまいます。

この件について解る方、回答をお願いします…

Answer 1

マークⅡ三兄弟の生い立ちを考えると、答えが出ますよ。
マークⅡはクラウンとコロナの間を埋めるセダンとして登場しました。で、そのスポーティー版がチェイサー。最後に出たクレスタは、マークⅡと異なるちょっとオシャレな車として、当初は４ドアハードトップでした。６１系でこの３車種が揃い、７１系がバブルに乗っかりハイソカーブームでものすごい売り上げでした。このときに、グランデやスーパールーセント、アバンテとは別に、スポーツグレードとしてＧＴツインターボが設定されます。
で、81系でＧＴツインターボがツアラー系となり、９１系と続くわけですが、このころになると、３兄弟のコンセプトの差があまり無くなり、ラグジュアリーなグランデ・アバンテ・スーパールーセント、スポーツのツアラーと、どれ買っても同じとなってしまいました。チェイサーはラグジュアリーになり、クレスタは唯一セダンでしたがぱっと見クレスタと区別できないデザイン。
で、100系を作る際、チェイサーは車体を小さくしてスポーティーなデザインに、クレスタはマークⅡとは違うラグジュアリーなセダンに、という方向転換がなされました。デザイン的にも割り切って３車が別々のデザインですし、クレスタはグレード名称を見直しツアラーをラルーンとして、豪華な装備とスポーツ性の両方を兼ね備えたセダンとしたわけです。

個人的には、パーソナルセダンとCMでも宣伝していたGX71クレスタは好きでした。100系ならチェイサーかな。

質問者からのお礼コメント

詳しく解説してくださってありがとうございました。
ずっと疑問だったことがすっきりしました！！