スズキ ジムニー 「小さな相棒」のユーザーレビュー

小さな相棒

2016.11.26

総評

特別仕様車なのにマニュアルエアコン〜っとか、ヘッドライトがハロゲンのみ〜っとか、チルトステアもシートリフターもない〜っとか・・・不満をあげたら枚挙に暇がない。が、「それがどーしたｗ」と、笑って言える車。
ネガ潰しに躍起になった車の行きつく先はファンを置き去りにした肥大化と高額化。
多くの普通車はそうなってますネ・・・
色々言われる”軽規格”ですが、それがあればこそ今でもジムニーがあるのだと思います。
おまけに
ラダーフレーム、縦置きエンジン＆トランスミッション、タイヤ、ホイール、サスペンション・・・などなど、S660も真っ青なオンリーワンなパーツの塊。
さらに
世界のクロカン四駆と比べても引けをとらない悪路走破性能。
他社なら200万円のプライスが付いていても不思議じゃない。
それが120万円台後半〜買えるのだから凄い！スズキの努力に感謝です。

満足している点

運転席が車のセンターにある。いわゆるフロントミッドシップというやつなので、自分を中心に曲がる感覚が楽しいｗ
いざという時はどこでも走れる（かもしれない）安心感。

不満な点

クラッチ・・・そのものよりペダルの操作感。
重い・軽い・半クラの領域が・・・などで語れる領域まで届いてすらいない。
強いて言えばおもちゃの某。
反力というかバネで”ぴょん”と戻ってくる様は呆れ果て、笑えてくる程。

デザイン

-

走行性能

-

二駆のときは素直なFR、舗装路でもしっかり荷重をコントロールしてあげれば結構なハイペースで走る。が、限界はあっという間にやってきます。基本舗装路は得意ではありませんので一生懸命にならずゆっくり楽しく走りましょうｗ
四駆（特に４L）のときは鬼のようなトラクションで、徒歩でも滑って歩きにくい未舗装の急勾配をぐんぐん登る様はこの上なく頼もしい。オールシーズンタイヤでこれなのだからMTタイヤにしたら・・・と妄想するだけでヨダレがｗｗ

乗り心地

-

ショートホイールベース故のピッチング＆前後リジットサスペンション特有の横揺れｗ
普通の車から乗り換えて始めに面喰らうのはこれと低いギア比ｗ
運転する側からすれば慣れると結構楽しいのですが、同乗者は大変でしょうｗｗ

積載性

-

ラゲッジスペースは超ミニマム
二人乗りと割り切り、後部座席を倒せば・・・まぁまぁ積める程度。
オープンカーよりマシ！っと、割りきりましょうｗ

燃費

-

片道30kmちょいの通勤オンリーで16〜17km
通勤＋ちょい乗り＋未舗装路＋高速走行など様々な走行パターンが混ざると13kmくらい。
燃料タンクが40リッターと軽らしからぬ容量なので走行距離に不満はない。

価格

-

故障経験

まだなし。