ビートとの比較
4年カプチーノと7年ビートVer.Zの2台を持っています。
ビートのレビューもご覧下さい。
http://autos.yahoo.co
2009.8.10
- 総評
- ビートとの比較
4年カプチーノと7年ビートVer.Zの2台を持っています。
ビートのレビューもご覧下さい。
http://autos.yahoo.co.jp/ncar/catalog/urev/detail.html?brand=HO&shashu=S062&fmc=F001&rsort=mrf&rnum=3&rt=HOS062F001M001K001&rid=70
私が、最初カプチーノを買う際も、ビートと迷った経緯があります。
少しでも参考になれば幸いです。ちなみにこのカプチーノを買うまでは、2年以上悩み続け、探し続けました。
乗ってわかったことですが、ビートとカプチは全く別の車です。
ご自身の車に対する目的をしっかりと持って下さい。
カプチーノは「ビートと比べる」と「直線番長」に近いです。(普通の車よりは全然スポーツカーですが)
ミニサーキット用ならビートの方がよいかもしれません。
街乗りはカプチの方が乗りやすいし、速いです。ビートは少々うるさいです。
ドアがビートよりも短く、駐車場で乗り降りもしやすいです。
とにかく乗って楽しい車ですが、最近の軽と比べない方がよいです。
快適装備はエアコン以外殆どありません。
どちらもそれなりに手がかかる子です。壊れることを前提に乗って下さい。
けど、どちらかと言えば、ビートよりはカプチの方が壊れにくいかもしれません。
【ガソリンタンク容量】
カプチは、25Lくらい、ビートは満タンで18Lくらい その分航続距離が変わります。
(普通に乗ってる分には燃費はそんなに変わらないので)
常にオープンで乗るならば、ビートの方が幌の開閉時間が短い分、乗りやすいでしょう。
(幌を開けるのは30秒もあれば出来ますので)
基本はクローズ、たまにオープン ならば、カプチでもいいと思います。(屋根の収納に5分位かかるので)
私はどちらに乗っても、オープン走行(オープンできない天気は乗らないので)です(爆)
オープン時の風の巻き込みはビートの方が少ないので、快適です。
(定番のMR-Sディフューザー取り付け済み)
カプチの高速オープンは助手席の女の子は嫌がります(風の巻き込みが多い)
いろいろ書いてしまいましたが、
今の時代 2度と出てくることがない車なので、興味があるなら乗っておいた方がいいでしょう。
年をとってから、
「一度乗ってみたかった」
と思いつづけるか?
「若い頃 乗ってたんだ 色々あったけど、楽しい車だったなぁ」
と思うか?
は、あなた次第です。
- 満足している点
- 個人的に気に入っているところは、
スタイリング、軽量ボディ、ターボ車ならではの加速感
です。
あのロングノーズは、本当に綺麗だと思います。
(個人的にはS30に通じるところがあるような気がします・・・ 湾岸ミッドナイトの読み過ぎ)
車重は700kgとビートより40kgも軽いです。(余りその恩恵は感じませんが・・・)
ボンネット ルーフ トランクはアルミ製なので、本当に軽いです。
女性、子どものウケは抜群によいです。(嫁は別)
この間 オープンで走っていたら、男の子に
「ミニミニぐるま だぁ!」と指を差されました(ちょっと悲しい)
ビートよりは荷物が入ります。(2人で旅行ぐらいは行けます)
ハードトップなので、エアコンがよく効きます
但し、事故車はAピラー上部から雨が漏れやすいので注意が必要。
前期型のF6Aは頑丈なエンジンです。
ビートのように簡単にオイルは減りません。
但しタービンは別です。普通の軽ターボと同じ耐久性です。(たまに壊れたという話も聞く)
ターボ車なので、ターボらしいイヂリ方が出来ます(ブローオフやブーストアップ)
リヤタイヤのすぐ前に自分が乗るので、リヤの挙動がわかりやすいです。
ダブルウィッシュボーンの贅沢な足回り(だけど、ブッシュ交換するとお金がかかるのも事実)
ツインカムターボという贅沢なエンジン(けど、ビートの方がエンジンはよく廻る)
もビートと差別化できるところです。
内装もビートよりは、豪華ですね。(余り関係ないかもしれませんが)
- 不満な点
- 【とにかく、ボディが弱い】
かといって、補強を入れて堅めすぎると他の所に負担がかかるので、程々に
絶対にサイドシルウレタン補強はダメです。(排水できなくなったボディが錆びます)
私は、フロントタワーバーとアンダーバーをフロント、リヤに入れただけにしています
【ボディが錆びやすい】
もう、カプチを選ぶときは、走行距離は関係有りません。
車体を探すときは、ボディの程度を特に重視して下さい。(錆びやすい車のため)
車体の錆が少ない物(錆がない物は存在しない)を選んで下さい。
カプチは、製造工程での錆防止処理が余り入念ではなく、鉄板の継ぎ目から錆びます。
タイヤハウスのつなぎ目部分、フロントサスの取り付け部周りにクラックが入っているような車体はやめた方が無難です。(タイヤハウス側から水が進入し、錆が発生)
特に気をつけて貰いたいのが、リヤタイヤ前のアンダーフロア(補強鉄板の付近)は
穴が空いている車体が多いです。
これは、リヤガラスが格納式のため、リヤガラスの水が、ボディ内部を通り、リヤタイヤ前で排水されるから
車庫保管車でなく、程度が悪い車体に当たると、本当に穴が空いています。(雪国は特に注意が必要)
駆動系、内装系は交換が効きますが、ボディは交換できないので、慎重に探して下さい。
【事故車が多い】
簡単な見分け方として、
前をぶつけた車は、ヘッドライトのすぐ裏側のボディにシワが入ります。
派手にぶつけた車は、バルクヘッドの溶接が外れます。
フレーム修正をかけた車は、ジャッキアップポイントのあたりがフォークで突き刺したような跡が残ります。
(他の修正方法もありますのであくまで一例です)
【ミッションが弱い】
2速のシンクロが逝きやすいですが、荒く乗らないで、メンテをマメにしていれば、問題ないと個人的には考えています。(私のカプチはノントラブルなので)
【とにかく、車両価格が高い!】
ビートに比べ、高すぎです。
逆に予算が厳しいならば、ビートの方がネット上の情報も多いので、お勧めかもしれません。
さらに有る程度お金を出すことが出来る方は、コペン(AZ-1もありますが)も選択肢に入ってくるかもしれませんが、個人的には、ビートカプチに乗る人と、コペンに乗る人は人種(車に求める物)が違うような気がします。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験