サーブ 9-5 エステート 「パワフルな２．３リッター、ターボエンジン 今年５月にオートプラネット名古屋の試乗会にて試乗しました。 　この９－５エアロはハイプレッシャーターボで、相」のユーザーレビュー

パワフルな２．３リッター、ターボエンジン 今年５月にオートプラネット名古屋の試乗会にて試乗しました。 　この９－５エアロはハイプレッシャーターボで、相

2007.10.21

総評

パワフルな２．３リッター、ターボエンジン
今年５月にオートプラネット名古屋の試乗会にて試乗しました。
　この９－５エアロはハイプレッシャーターボで、相当スポーティなクルマだ。ただ、この２．３リッターターボエンジンは、かなり扱いやすく、誰でも簡単に怒涛の加速ができるようになっている。アクセルをゆっくり踏めば、ほとんどターボラグは感じないが、アクセルを一気に踏むとターボラグが出る。といっても、それほど強くはなくジェントルな感じだ。
　サスペンションは硬めであるが、段差や継ぎ目などのショックは想像したほど感じなかった。結構硬めの割りには、うまくショックを吸収するサスペンションである。
　(路面が酷いと、ちょっとタイヤのバタつき感もあるけどね。)
　もっとも、このクルマの本革シートは、柔らかいおかげでもあるかもしれない。柔らかいシートではあるが、芯はしっかりしている。
　それにしても、シャシーの設計年次が古い割には、なかなかスムーズに運転できるクルマだ。これには相当驚かされた。サーブは年間約１２万台ほどしか生産されていない小規模メーカーだから、モデルサイクルを長くせざる終えないのだろう。デビューから１０年経っているにも関わらず、シャシーの設計年次の古さをほとんど感じさせない。サーブの技術力の高さがよく見えた一台だ。

満足している点

１　パワフルな２.３リッター、ターボエンジン
　その気になれば、怒涛の加速が楽しめる。(あんまり一気に踏みすぎると、ＦＦだけにトルコンが良く効くので、燃費に注意する必要がある。)
　ＦＦなので後ろから押される感覚はないので、快適に加速を味わえる。
２　スタイリング
　好き嫌いが出やすいデザインだと思うが、私は割と気にいっている。現在は世界的にクルマを目立足たせるようなデザイン傾向なので、小規模メーカーであるサーブは、目立つために思い切ったデザインを採用したのだろう。
３　日本車的な「ユルさ」がある欧州車
　フカフカでしっとりしたシート、「あそび」のあるブレーキ等、国産車が得意とする快適性が備わっている。ヨーロッパ車の中でも、人にやさしいクルマを得意とする、スウェーデン車ならではのクルマだ。

不満な点

１　設計年次の古さ
　シャシーに関してはそれほど問題はないが、内装の古さが隠せない。ただ、ステアリング、メーター、スイッチ等は問題ない。
　外観を大幅に変えたため、開発予算を大幅に食ってしまい、インパネに回す予算が足らなくなったのだろうか？
２　同乗者にとっては、少々良くないサスペンション設定
　ドライバーにとっては、たいして問題ない。ただ、後席に座っていた親父は「ちょっとキツイ」と言っていた。(親父は軟らかい足回りを好むけどね。)
　なので、硬い足回りを気にする人は、アークかリニアをお勧めします。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験