プジョー 207SW （ワゴン） 「意外に高燃費 307HBからの乗り換えです。308は大きく＆高くなりすぎ，かと言って207HBは荷室が狭いし，ということで，サイズと価格の両面で妥協で」のユーザーレビュー

意外に高燃費 307HBからの乗り換えです。308は大きく＆高くなりすぎ，かと言って207HBは荷室が狭いし，ということで，サイズと価格の両面で妥協で

2010.5.14

総評

意外に高燃費
307HBからの乗り換えです。308は大きく＆高くなりすぎ，かと言って207HBは荷室が狭いし，ということで，サイズと価格の両面で妥協できる207SWを選びました。個人的には307HBの後継として充分満足できますが，ワゴンとしては荷室が狭いので，荷物を積みたい方はショールーム等で実車をさわってみることをお勧めします。

満足している点

307(1.6)に比べて燃費が大幅に向上。地方在住で長距離を渋滞なしで走ることが多く，307もカタログ値以上の燃費(概ね12km/L台)でしたが，207SWは約5000km走行した時点で，平均15km台を維持しています。多少はエコドライブを意識していますが，予想外に燃費がいいのでびっくりです。信号が少ない郊外の道や高速道路でクルーズコントロールを使用すると効果大です。ちなみにカタログ値は両者とも11.8km/Lです。
スタイリング(特に顔)は，MC後の方がすっきりして好感が持てます。
必要な装備はすべて揃っており，国産車ではオプションとなることが多いサイドエアバッグやESPも標準装備。実はコストパフォーマンスが高い。一見安いティーダやアクセラも，同様の装備を奢ると値段はあまり違わなくなります。
ATの変速ショックは，悪評高い307から格段に洗練されました。雑誌等では「4ATだから燃費が悪い」とよく書かれていますが，上記のとおり燃費は充分に良いと言えます。多段化したらもっと良くなるのだろうとは思いますが。

不満な点

307に比べ運転席周りの収納が減ったこと。助手席グローブボックスは，開けてびっくりの小スペース。
ワゴンとしては狭い荷室。ただし，後席を倒せば広くフラットになるので，常時1～2人乗りであればなんとか使えそうです。
出足がやや唐突になった。国産車に良くある「少しアクセルを踏んだらガッと飛び出る」あの感じ。その出足の割に，さらに踏み込んでも加速がもたつく。しょせん実用車なので多くは望みませんが，もっと素直なアクセルフィールを希望。
リアハッチのガラスが開閉できる機能の代償として，ハッチを閉めるときの音が「バシャン」と安っぽい＆うるさい。
あまり使えないドリンクホルダー。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験