日産 ラシーン 「◎デザインの良さが全ての欠点を覆い隠す！...」のユーザーレビュー

◎デザインの良さが全ての欠点を覆い隠す！...

2006.8.25

総評

◎デザインの良さが全ての欠点を覆い隠す！
・外装と内装のデザインが心に刺さったのならば、それだけで選んで後悔はしないのではないでしょうか。
・「不満な点」に書いたとおり、狭いしパワーは無いし燃費も悪いので機械としての自動車の能力はかなり低いと思われます。今の車と比べては全く勝負になりません。
・しかしそんな欠点が気にならなくなるほどデザインは素晴らしいと思います。特にこのデザインが10年前の日産から発売されたことが素晴らしいと思います。当時の日産の奇跡では？！などと書くと褒め過ぎでしょうか…。
・特に内装デザインのセンスが秀逸だと思います。インパネ、シート柄、色遣い全てが最高だと思います。デザイナーも、市販化を判断した経営者も素晴らしい。
・私は9万キロ近く走った中古車を購入し更に5万キロ程乗り回しました。全く別の新車を契約して間も無く手放すのですが,デザインを見る度に後ろ髪を引かれてしまいます。
・10年経った今も街中で良く見かける理由が分かる気がします。マメにエンジンオイルを換えれば20万キロ近く乗れるかもしれません。
・キャリアを付けてサーフボードを積んで,狭いながらもサーフトリップ等に活躍しました。中古車で買って乗り回すには最高の四駆下駄クルマだと思います！

満足している点

１．デザイン
(1)外装
・登場した時代を考えると他に類を見ないデザイン(現在だとキューブやアルトラパンに近似性が見られる？)。フロントは可愛らしい感じ,フェンダー等には力強さを感じる。
・シルバーっぽい塗装の前後バンパー,ドアミラー,ドアハンドルがお洒落。
・抜群の見切りで非常に運転し易いデザイン。
(2)内装
・外装と同じく,同時代の日産車と比べるとこのデザインが生まれたことが不思議なほどお洒落。
・特に
①明るいベージュ基調の内装(天井も)＋黒・シルバーの配色,
②三連メーター,
③チェック柄＋サイド等はベージュのビニールレザー風のシート(前期型)
は,現在も充分通用するデザインだと思われる。

２．運転のし易さ
・上記デザインの恩恵か,車の四隅が非常に把握し易い。狭い道も全く怖く無く,運転が苦手な人にも受け入れられると思う。

不満な点

１．後席(及び荷室)の狭さ
・作られた時代相応と思われる狭い後席。
・現在のコンパクトカー,軽自動車に大きく水をあけられる狭さ。
・後席の乗員に快適さは与えられない。エコノミークラス症候群に注意？

２．低い動力性能
・1.5リッターの非力なエンジン。登坂はつらい。悲しいかな現代のヴィッツに数段劣る(1.3リッターヴィッツをレンタカーして余りの差に驚きました…)。

３．燃費の悪さ
・街乗り：9km/リッターには届かず。高速：11km/リッター程度。１クラス上の排気量のエンジン並みの燃費の悪さで、動力性能は現在の1.5リッタークラスに大いに劣るのはガソリン高の昨今は辛い。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験