三菱 ランサーワゴン のみんなの質問

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AT車のトラックやバスが増えてきましたが、昔は皆無でした。トランスミッション系に進歩があったということでしょうか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

36歳男性自動車部品製造業勤務者(今は休職中)です。

実はかつて昔でも、中型トラック、バスでATがあり、変速機単体メーカーもトヨタグループのアイシン精機(アイシンAW)や日産自動車系のジャトコが使用されたりしていました。他に巨大重ダンプや超大型化学消防車でもATがあり、その単体メーカーは重機メーカー内製や日立ニコ(正式に日立ニコトランスミッション、日立と新潟鉄工(ニイガタカンパニー=英称ニコと呼ぶ)と提携して)鉄道車両駆動部分部門と提携して出来た会社)を搭載したりしていました。中には後説明の海外製のATを搭載する例もありました。

近年商用車で、特に大型クラスでも登場し始めましたが、構造によって日本製や海外製のものとあります。
かつてMTが主流でしたが、それに電子制御機構やMTを動かす油圧アームもしくソレノイド機構を搭載してMTをロボットが動かして自動化にしたロボタイズドATもしくはマシンドAT、MAT、電子制御機械式自動変速機が登場し始めました。それは確か始めにいすゞ自動車が「navi」と言う名称で登場し始め(現在はスムーサーシリーズに名称変更)、後に三菱ふそうではイノマット、UDトラックス(旧日産ディーゼル)ではエスコット、日野自動車ではプロシフトと登場していますが、これらは全てではないですが、殆ど日産自動車系のフジユニバンスや自社生産などの日本製です。

一方ATでもトルコンが主流ですが、大型商用車でもトルコン式ATがありますがその単体は海外製で、UDトラックス、日野自動車はドイツZF、三菱ふそう、いすゞ自動車はアメリカアリソン(旧GMアリソン、ゼネラルモータース系メーカーでしたが、GM破綻関係により独立、一時先程のアイシン精機との提携もあった)を搭載しています。

主な段数はトルコンの場合小型で4~6(5~6)、中型で3~5(6~7)、大型で4~6(5~18)段のものがあります(()内は先程MAT段数の場合)。
問題はCVTもATですが、商用車では一時富士重工スバルサンバー軽商用車や三菱自動車ランサーワゴンでCVTがありました。また当方余談ですが、かつて三菱ふそうへ大型路線バス「エアロスター」で、燃費向上や品質を目的にトロイダル式CVTを搭載したらと提案を送った事がありましたが、この様な重量かつ使用頻度や耐久性を必要とする商用車ではCVTは不適であり、今はサンバー、ランサー共CVTをやめて有段式ATに変更しています。その為提案の路線バスは願いかなわぬものの数年後の近年6ATで登場(しかも標準でMT仕様がない!6ATなものの発進段は2速発進、アリソン製)しました。

日本メーカーでも特にいすゞ自動車を始め、後に三菱ふそうでMTにトルコンやクラッチを2つも設けて、MTの様な燃費性能とATの様なスムーズな走りと扱いやすさを持った画期的なATを開発(いすゞ:スムーサーEもしくF、三菱:デュオニック)を開発していますが、大型界ではまだ海外製を使用する例があり、日本メーカーでの開発は色々難しいそうです。
質問者さん通りに、トランスミッションの進歩はまだ続く事と思います。

その他の回答 (1件)

  • そうですね。

    ディーゼルエンジンなどの大トルクを受け止めるATミッションは、耐久性と価格の問題で、なかなか普及しなかったのです。

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