三菱 ギャラン 「リコール隠し事件とその後の極端な偏向報道...」のユーザーレビュー

リコール隠し事件とその後の極端な偏向報道...

2008.11.13

総評

リコール隠し事件とその後の極端な偏向報道で悪いイメージしか持っていない人には意外かも知れませんが、三菱のクルマ自体は昔から設計が真面目で丈夫なことが一番の取り柄です。技術力も高いメーカーなのに、阿呆な経営陣せいでそれが世の中で正当に評価されなくなってしまったのは残念なことです。私の妻でさえ「このクルマ、走っててタイヤ取れたりしないないの？」などと見当違いなコトを本気で心配していたくらいですから（苦笑）。
ギャラン、実際に乗っている本人は案外気に入っている人が多いのではないでしょうか。現行のギャランフォルティスは相当に高いシャシー性能と衝突安全性を備えているようなので、そろそろ買い換えを検討しようか、まだまだ元気なＧＤＩギャランにもうしばらく乗り続けようか、迷うところです。

満足している点

（１）個性的で精悍なスタイル。セダンとしてまっとうなデザインでありながら、それでいてギャランらしい自己主張がある点。
（２）基本の良くできたシャシーと高い耐久性。新車購入から１１年で約９万キロほど走りましたが、ナビ以外の不調は一切無く、ボディや内装の立てつけも新車時とほとんど変わらぬ感じです。あと昔からそうですが、三菱のクルマは塗装や防錆処理がとてもしっかりしています。自慢じゃありませんが私は購入以来ワックス掛けもせず、スタンドで自動洗車機かけまくって使い倒してきました。それでも今なお塗装面はかなり綺麗な状態を保っています。
（３）ＧＤＩエンジンの燃費の良さ。東京の都心部でさえも9km/L以上、郊外へ出れば軽自動車並みに伸びる燃費。ガソリン高騰の折、これはほんとうに助かりました。（ただし、ガンガン回すとＧＤＩのメリットは無くなります）
（４）乗り心地と操縦安定性のバランスがとれている点。これも歴代ギャランの大きな特長のひとつかもしれません。

不満な点

（１）ときどきＭＭＣＳのハングアップが起こります。ナビ、エアコン、カーステのコントロールが一体となったＭＭＣＳは非常に便利なのですが、ひとたびハングアップするとエアコンの風量ひとつ変えられなくなる始末。こうなったらキーを切って再起動するしかありません。
（２）カムリあたりと比較するとロードノイズの侵入がやや大きめで、舗装面が古くなって荒れた道路ではうるさい感じになること。（ただしトヨタ車のように音が室内にこもる感じではないので、決して嫌な感じではありません）。まあカムリより遥かに走りがしっかりしていることと、価格帯がワンランク以上違うことを考えれば防音面は贅沢な注文といえるかもしれませんが。
（３）プアーな一体成型シート。これもシャシー以外の部分でコストを抑えた結果なのでしょうけど、以前乗っていたＥ３ｘ系ギャランのシートがストロークたっぷりで座り心地の良いものだっただけに、不満を感じる点です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験