3つのパワートレインがあって「AMG GT43」は3.0Lの直6ターボで367㎰+モーター22㎰と「かなり速い」。「AMG GT53」は高出力仕様の3.0Lの直6ターボで435㎰+モーター22㎰と「かなり過激」。両者の違いは単純な加速力というよりも、むしろ高回転の鋭さとか伸びやかさ、そしてパンチ力といったドライバビリティにあるような気がします。もちろんアドレナリンが多いのは「53」。ただ、もっとアドレナリンを分泌するのは、639㎰を発生する4.0LのV8ターボに204㎰のモーターを組み合わせた「AMG GT63 S Eパフォーマンス」のはず(乗ったことないので“ハズ”ですみません)。843㎰ですよ。強力なモーターのPHEVですが、エコではなく電気の力を“速さ”に活用するためのハイブリッドで、「AMG C63 S Eパフォーマンス」での試乗体験から推測するに「その立ち上がりの鋭さと言ったらあまりの凄さに昇天するレベル」。0-100km/hの加速タイムは2.9秒と思わず笑っちゃうレベルです。ちなみにハンドリングはどれもサーキットでゴリゴリいける水準なのは言うまでもないでしょう。