メルセデス・ベンツ ミディアムクラス セダン 「「最善か無か」を具現化したメルセデスの意気込み」のユーザーレビュー

「最善か無か」を具現化したメルセデスの意気込み

2023.9.25

総評

車を通して新たな世界を切り開いてくれる一台。自分自身の成長にも繋がっています。

満足している点

５感を使って車を体感させるために、体験そのものを丁寧に設計していったことを感じさせる一台。例えば、ドアロックを開錠した時の音、ドアを開閉する時のドスンという音質、重い操舵感覚、まごうことなきメルセデスのものとわかる走り、それら全てに満足しています。

不満な点

やはり30年を超えてくると部品交換の頻度も増えるので、トラブルが発生した時には時々面倒になることも。それでも乗り続けるのですけどね！

デザイン

4

デザイン性はクラシカルな領域に入りつつあるものの、現代の車デザインにおける草分けになったのではないかと思う。四角いデザインで切り立ったピラーがなんともメルセデスらしい。

走行性能

4

4.2LのV8は日常使う東京の道では勿体無いくらい余裕があるが、低速域から高速域のあらゆる速度でも変わらない安心感が特徴。路面から伝わる振動すら安楽なメルセデスの流儀に則っていて、どこまでも走っていきたい感覚に陥る。

乗り心地

5

走行性能でも少し触れたが、速度を問わず心地よい振動を伝えながら、楽に移動ができる。ハンドルやペダルは重めの設定なので、急いでいていも気持ちをゆったりさせてくれる。

積載性

5

4740mmの全長からは想像しにくい広大なスペースが荷室にあてがわれる。ベビーカーを積んでもスーツケースが余裕で入る上、タイヤ４本も余裕を持って運ぶことができる。

燃費

2

4.2Lなので仕方がないが、高速ではリッター11km程度は稼げるので、決して悪い話ではない。

価格

3

年々台数が減るにつれて価格も上がっているのを感じる。特に400E/E400は製造台数も22,802台（James Taylor調べ）と他のモデルより少なかったため、購入時のプレミアは仕方ないと感じる。

故障経験

ステアリングロッド、パワステオイルの漏れ、冷却ファン、エアマスセンサーなど色々な故障に見舞わるものの、優秀な整備士のおかげでまだ乗れています。